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2004/01/08(木)
正月用短編
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ぷるる、ぷるると電話の音。 書斎と言う名の18畳のリビングからバタバタと慌てて玄関口に置かれた電話の元へ行く孝男さん。 途中書籍を積み上げて出来た塔、何本かに足を引っ掛けなぎ倒す。倒れた先に有った別の塔にどかどかと本はぶつかりまた別の塔も崩れ落ちる。 辺り一面本の雪崩状態。 「孝男さんっ」 俺は飽きれて溜息を一つ。 「ご、ごめ…っ。もしもし辻山ですがっ」 俺方を向き『御免』と言い掛け、受話器をがしりと掴んだ。
きゃー終わってません。ですが、正月が終わってしまいました(焦)
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