ねずみぃ日記♪
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2003/08/30(土) 九子ちゃんが……。
九子ちゃんが亡くなった。
いなくなった。

信じられへん。
今朝の4時頃まで私としゃべってたやん。

ペットシーツにくるまって、アガサメをシリンジから飲んだときも、
おいしそうに飲んで、その後は、ペットシーツから抜け出して、
リビングの床をててててって歩いたやん。

私が帰ってきたら、キューキューキューって鳴いてくれたやん。
昨日は九子ちゃんが食べられそうなもんいろいろ買うてきた。
クーボルベルのママさんから教わった、皮とひげつきのとうもろこしも買うてきてんで。
オレンジもビタミンCたっぷりやしあげたやろ?
排気ガスのかかってへん草や、畑の無農薬の菜っぱや、パリパリのみずみずしいキャベツの葉や。
そうそ、真っ赤のおいしそうなトマトも。
九子ちゃん、トマト大好きやもんな。

九子ちゃん。 九子ちゃん? 九子ちゃん???
どしたん?
どうしたん??
どうしたん????

あかんやん、そんなとこで寝てたら。
あかんやん、起きな。

九子ちゃん?
九子ちゃ〜ん??
九子ちゃ〜〜〜〜〜〜ん???

なんで?
なんで??
なんで???

あんなにこの前、病院で元気やったやん。
ドクターが驚いたはったやん。
「ほんとに5日前にそんなに具合悪かったの?」って。

そやのに、そやのに、なんで???

九子ちゃんを手に抱いた。
そっと抱きあげた。
まだわずかにぬくもりがある。
体もやわらかい。
目も、毛並みもみんなそのまま。
号泣する。

「九子ちゃん、ごめんね。ごめん。
 ほんまにごめん。ごめんね。ごめんね」
そう言い続ける。
たった4時間ほどの間。
私が九子ちゃんを見てへんかったのは。
寝て起きて、いつも通り、
「九子ちゃん、九子ちゃ〜ん」って声をかけた。
九子ちゃんは、巣箱の横に自然に横たわっていた。
ほんまにいつも寝ているそのままの格好で。

抱いていっぱい泣いた後、
大きな箱の上にペットシーツを敷いて、九子ちゃんを横たえる。
大好きな食べ物もいっぱい一緒に。
お香も焚く。

現実を受け止めるため、ねずみぃ日記に一言だけ九子ちゃんの死の報告を書く。
携帯のメールで数人知らせる。
それもこれも居ても経ってもいられんかったからかもなあ。
九子ちゃんの死を、自分一人で受け止めるのがすごくすごく不安やったから。

Tommyは夜まで留守。
Tommyにも携帯メールで知らせる。
ショックを受け、顔を見たいから埋めるの待っといてって。
早く帰ってきて。

次々メールが返ってくる。
みんな九子ちゃんや私のためにすごくありがたい気持ちが伝わってくる。
どうもありがとう。
Miciさんが、電話してもいいかメールで尋ねられる。
最初はお気持ちだけありがたく頂き、お断りしようかととっさに思ったけど、
思い直して電話番号をお知らせする。

Miciさんが電話をくれはった。
ほんまにありがとう。
なんと2時間以上も電話でお話する。
ほんまにありがとう。
九子ちゃんのことはもちろん、他のねずみぃの話などもいっぱいする。
電話嫌いの私やけど、今日はほんとにありがたかったし、切ってしまうのが
一人になってしまうのが怖かった。
ほんとにありがとう。

お花を買いに表に行く。
Miciさんと話せたから、それだけの元気が出た。
ピンクのきゃしゃのスターチスを買って九子ちゃんのそばに置く。
ほら、九子ちゃん、きれいやろ?
....。
もうむしゃむしゃ食べにきいひんねんなあ。

夕方7時を回った頃、チャイムの音。
目を真っ赤に泣きはらしたクーボルベルのママさんがお花を持って
お悔やみに来てくれはった。
おどろいた。
ほんまにありがとう。
九子ちゃんに会うてもらおうかって一瞬思ってんけど、強くもようお勧めせんかっ
た。
それでよかってんやろかってちょっと後悔もしてる。
でも、ほんとにありがとう。
こんなに思ってくれはる方がおられて、ほんとにありがたいです。

病院にはまだ報告できてない。
気持ちがもうちょっと落ち着いたらきちんとするつもり。

数時間経つ内に、九子ちゃんはみるみる感じがかわっていった。
だんだん、九子ちゃんが、九子ちゃんじゃなくなっていく。
そこに魂はなく、だんだんただのものになっていく。
いやや、いやや、いやや。
早よTommy、帰ってきて。
九子ちゃんが、ふんわりかわいい九子ちゃんの内に。

深夜、やっとTommyが帰ってきた。
いとおしんでから、埋めてくれた。
Tommyが帰ってくれて良かったね。九子ちゃん。
いっぱいいっぱい今までかわいがってもろたもんな。

九子ちゃんの亡骸は土の中。
でも、なんかもう九子ちゃんはそこには居てない気がする。
九子ちゃんの魂は。

John子ちゃんによろしゅう言うてな。
また会うたら、仲良うしいや。
最初の頃みたいにいじめたらあかんで。
九子ちゃんはこの世の先輩。
John子ちゃんはあの世の先輩。

九子ちゃん、今までありがとう。
まだまだ気持ちの整理もできひんでぐちゃぐちゃやけど、

また、落ち着いたら書くわな。
ありがとう。

P.S.
後2週間ほどで九子ちゃんは4歳のお誕生日を迎えるはずやった。
残念です。
長い間見守り、応援してくれはったみなさん。
ほんとにありがとうございました。
   


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