ねずみぃ日記♪
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2003/08/26(火) 九子ちゃんの転院。
モルモットの九子ちゃん。
うちのかわいいお姫様。
もうすぐ4才の誕生日を迎える。(9/12)
その九子ちゃんが、とても誕生日までは無理なんちがうか?ってほど、弱ってしもてた時期がある。
以前、8/10の日記に書いてからぐんぐん悪くなり、顎の下あたりにぶよぶよの浮腫ができた。
日に日に腫れは大きくなり、痛いのか悲鳴を挙げるようになり、本人も飼い主も辛さがつのる。
食欲はなく、大好物も食べなくなる。
足の腫れは抗生物質が効かないのか全然改善されず、それどころかますます真っ赤に腫れ上がる。
初め前片足やったんが、前両足に。
うんちは当然ちっちゃくなり、ジッと動かなくなる。
いろいろ試したり、調べたり。
再度前回同様の病院へ行ったのが、8/20。
John子ちゃんが亡くなる前にかかってたラーク動物病院に転院しようかと思って調べたら、たまたま1ヶ月に1度の院長不在日やったんで、諦めてのこと。

某動物病院では一応診てもらう。
浮腫の中の液体も調べてもらえる。
それ自体は悪いものではなかったらしい。ホッ。
が、原因がわからへん。
いろんな可能性を挙げられる。
悪性腫瘍ができていてその回りにリンパ液が溜まってることも有り得ると。
全て調べようとすると、麻酔をかけての大がかりな検査になり、かなりの本人の負担になる。
年も年やし、それは避けたいとその時点では思った。
病院でも薦められなかった。
目の回りの脱毛も、体力が弱ってめやにが出てるからなのか、何なのかわからないと。
足もわからないと。
全部正直なんやろう。
でも、その伝え方があまりに素っ気なく、飼い主の気持ちに寄り添ってもらえない。
なんか納得できひんまま帰る。

それから1週間。
その間に、ふと初心に返ってビタミンCが欠乏してるのでは?と考えてみた。
食事量が減ってるということは当然ビタミンCも減っている。
とにかく飲料水に人間用のビタミンCを添加してみる。
同時にJohn子ちゃんが亡くなる前日に1ヶ月分もらってた腫瘍の治療用のアガサメをそっくりそのまま九子ちゃんに毎日同量与え始める。

やっとラーク動物病院に8/25に連れて行ける。
院長先生は、前回同様きちんと診て、きちんと説明してくださる。
私みたいにアホでもわかるように図解したり、かみ砕いたりして、すっごくわかるように話してくれはる。
聞き取りが苦手な私には、視覚に訴えて話してもらえるのがとてもありがたい。

驚くべき事が起こってた。
浮腫がなくなってるって。(◎o◎)
前両足の裏の腫れもうんと引いてる。
第一元気が違う。
診察用のバットの中でちょこまか動き回り、外へ出ようと跳びかける。
いやあ、5日前はバッドの中でじ〜っとしてたのに。
移動ケージに戻すと、もぐもぐずうっとペレットや草を食べ続けてる。
ほんまにすごい。
「九子ちゃ〜ん」と甘えた声で、鼻の上をなでながら呼びかけると、ちゃんとこっちを向いて「何?」って感じで応える。
これも5日前は全然無反応やった。
奇跡!!

ドクターの話。
明らかに良くなってきてる今、麻酔をかけての大検査は見送っていいのでは?と。
その代わり、もし今後ぐんぐん悪くなるようなら、次回は麻酔をかけての検査になる覚悟で来てくださいって。
その場合は、できる限りの考えられる可能性の検査を同時にしますって。
口の中の歯も、血液検査も、浮腫の部分の検査も、えっとそれからまだいろいろ言わはった。

だけど良くなってるってことは、明らかにビタミンCとアガサメの判断が正しかったってことって。
ということは、どちらも私が自分で考えて与えたことはよかったって言うてもらえる。
よかった!!

まだまだ目の回りの脱毛や、お腹のべちゃべちゃ(浮腫の水分が流れてる)や、まだいつもよりは食欲不振や、毛のぼさぼさや、顔のむくみや、いろんな課題はあるけど、それでも良い方向に向いてるのがうれしい。
John子ちゃんの残してくれた薬で九子ちゃんが助かるなんて、まるでJohn子ちゃんが守ってくれてる気さえする。

ビタミンCを出してくれはる。
それがまた感動的。
アンプルの切り方から、針をつけた注射器での吸い上げ方、保存の仕方、単位の換算をしての量の見方から250ccの吸水器の水に2目盛り(0.2cc)入れる説明とか、持ち帰るアンプルの割れない配慮や、既に入れてもらった注射器から漏れない配慮やをして、それらを保冷剤(点滴の廃物利用)に光遮断のための黒いビニール袋に入れてくれはる。
使った後のアンプルの返し方やわけなんかも丁寧に教えてくれはり、私みたいなものでも印象づけて覚えておけそう(?)。
もう至れり尽くせりで感動。

動物にもやさしい配慮がいろいろなされてる。
やっぱり見立てと人間性とどちらも兼ね備えてることが一番ええなあと思ったわあ。

写真は、ちょっと気の毒な顔ながら、差し出すタンポポに興味を示す九子ちゃん。


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