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2010/02/02(火)
銀世界が呼んでいる♪
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朝、駐車場の方からガリガリと聞こえてくるのは、夕べから降り始めた雪で真っ白になった、車のフロントガラスを掻く音。
エリアに向かう田んぼの道は、柔らかな日差しで乳白色に浮かび上がる幻想的な世界です。
山道を上がり始めると、雪の重さで道路に撓っている木々と、雪道に続く小さな動物の足跡。
１日にして、あっという間に変わった景色です。
さーて、予報は“洗濯物もすっきり乾く晴れ”、おまけに南南東の風。
そして、今日はお仕事がお休みの私ですので、『やった！真っ白なテイクオフに最初に足跡つけて飛んじゃえ♪』と、早速スタンバイ。
先日、晴れてパイロット証をＧＥＴしたのんちゃんと、のんちゃんママの千代子さん（何と、今日がお誕生日！）も車で到着したので、みんな揃って準備です。
本当に気持ち良い南風がしっかり入っているテイクオフ。足元は１５ｃｍ程の一面の雪なので、サッと立ち上げ、タタッと２・３歩で行ってきまーす！
ＫＤＤ前に吹き上げる上昇風の中、右へ左へゆったり飛べば、すぐ下の木々の梢から飛び立つ鳥が雪煙を上げ、ずっと先の突端方面から昇ってくるうすーい雲が、一瞬横を通り過ぎたり。
深呼吸しながら西側の山々を見れば、『おぉーっ、いつもの弓立とは違う、ちょっと外国チックな景色。やっほー！』です。
後から出てきたのんちゃんと、同じ場所をトレースしながら、手を振ったりの楽しいフライト。
しばらくして沖に出すと、今度は千代子さんもテイクオフし、ＫＤＤ前でリッジソアリング。
くねくね道を登ってくる角屋さんの車も見えます。
フライトの後は、クロカンコースに進級したのんちゃんを中心に、埼玉県の地図を広げて、フライトコースの検討会が始まり、のんちゃんママの千代子さんは『娘が嵌るの解るわー。私もいつか行ってみたーい。あ、でもまずは無線誘導無しで、ランディングできるのが先か。んー、まだまだ先は長いなぁ』
『母もいつかはサーマルソアリングしたり、検定受けたりするんだね。頑張ってね！』と羨ましい親子関係です。
飛ぶ事は楽しい。あー、本当に２度と同じフライトは無いし、冷たい風の中でも、優しい風の中でも、ぶっ飛びだって、泣きたいくらいに気持ちいい。
だから、みんな一緒に長ーーく飛び続けよう・・・ね！
もし、上達の途中で壁にぶつかっている人がいても、それって自分のレベルが少しづつ上がってきている証拠。その１歩を自分で上がった時、止めなくて良かったって心から思うはずだから。
Ｃ・Ｓｈｉｎｏｈａｒａ
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