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2010/01/01(金)
素晴らしい贈り物
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大晦日の夜、みんなで年越しそばを食べながら、カウントダウンを祝い、仮眠を取ってすぐに出発の準備。 吐く息は、キラキラと音を立てそうな程に白く冷たく、元旦の道路をひた走ります。 満月は夢のように明るく光り、午前4時を回った頃、『あ、左端が少し欠けて見える!』 幽かに、でもしっかりと見えるそれは月食。それも元日に重なるとは、とても神秘的です。
本日は姉妹校のアカイワエリアをお借りしてのスクーリング。すでにスケルトンハウスのストーブは焚かれ、凍りつくような指先を温めてくれます。 続々と挨拶を交わしながら集まる弓立・アサギリ・そしてアカイワの皆様、。それぞれ急いで着替えを済ませ、近づく御来光の瞬間に間に合うように、クライマーに乗り込みます。 真っ暗な山の中を進んでいけば、東の空がフッと色づいていくのがわかります。 緩やかに弧を描くような地平線の彼方、全員揃ったランチャー台の上は、始めは賑やかに、そして一人一人が話しを止め、じっと息を詰めるように一点を見つめます。 高い空に薄くたなびく雲が緋色に染まり、地平線の雲の淵が一気に金色の矢を放った次の瞬間・・・・ 新しい幕開けに相応しい、美しい太陽が昇り始めました。 静謐な空気の中を、繋がるように飛び出していくグライダーは、まさに夢に向かって羽ばたいていく鳥のようです。
ご来光だけでもと集まったフライヤーが、全員テイクオフ。 心から気持ち良いと思える初飛びが終わりました。
朝ごはんの休憩の後、すっかり明るくなったゲレンデでは、大盛り上がりのショートフライトターイム! 空域がかなり不安定な為、高高度は行わず、それこそクタクタになるまで、それぞれ思い切り楽しみました。 いよいよ風がコロコロ変わり、更に強くなってきたので、のんびり休憩タイムに入るメンバーあり、それでも体力の有り余るメンバーは、2枚岩までトレッキングに出発。
身体の温まるランチも頂き、最高に充実した元旦を過ごす事が出来ました。
ハッピーな1年になりますよう、心を込めて・・・ お疲れ様でした♪
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