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2009/06/13(土)
充実１２０％
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『ベタ曇のスクール日和だー！』なんて思っていたら、とんでもない。吸い上げはあるはサーマルはあるは、まだ２本目のルーキーから検定組みまで、オールキャスト揃い踏みの弓立です。
朝はモヤモヤと頭上を覆う雲に、ゆるーく回せば上がっていくコンディション。大西君がいち早く雲底につけ、翼端を折ってはまた上げる、それはそれは気持ちの良いフライトでみんなを見下ろします。本日２本目の関口さんも早目にテイクオフ。初飛びの時とは違うリフトの中を来るので、ちょっとドキドキだったかな？
しばらくするとしっかりサーマル出始め、ＮＰオープンからＰコースオープン、そして検定組みを含むフリーオープンと、段階を踏んで決めていきます。
お久しぶりの青木さんと、同期の仲良しシブリン、山田君・島田君、溝口夫妻がテイクオフすれば『あれ？やっぱりまたかみさんが上にいるじゃないかー』の心の声が聞こえてきます。
さぁ、時々覗く日差しに、出てきたのはＰ証ＧＥＴレースに参加のこの２人。かよちゃんとクラウディが、ＫＤＤ沖の同じサーマルを使い、ライバルの火花を散らす戦いがスタート。
弓立が誇る生粋の第一期生『夕焼け番長田中君』もいいタイミングでテイクオフ。
更に、フリーの柿沼さんと、ＡＫＡＩＷＡからお越しの加藤さんも加わり、いろいろなポジションに分かれてセンタリングし始めます。
雲が低いので、この時点で２８０ｍゲインが精一杯。それでも高度をキープしながら霊園方面に向かう機体も数人。
お昼のサイレンの後にテイクオフしたアキュラのサリーが、初トップラン。ランチタイムで休憩していたみんなに歓声で迎えられます。
雲が張り出し、かなり渋くなってきた空域で、一番の粘りを見せたのは卒業目前のかよちゃん。どんどんランディングしていくベテラン勢に、スクール生の意地を見せ付けた“いい飛び”でした。
午後になるとまったりと安定しだし、ここからは怒涛のフルオープン。
Ｂ級コース井上さん・松下さんを筆頭に、とにかく徹底的にアプローチの練習。上のクラスのメンバーが、後輩達の為にどんどんテイクオフを空けてくれて、効率良くフライトが出来ます。
在空機が増え、中堅クラスにとっては、周囲警戒と同時進入の良い練習になりました。
パラグライダーはテイクオフした以上、『ちょっと一時停止して考えよう。』が出来ないので、常に前後左右上下と目を配らなければいけません。頭をフル回転し、集中力を保つのは中々疲れるものです。
でも、みんなのレベルが上がり、沢山の人とガーグルを組んで上げていく快感は、パラの醍醐味！
自分より上を飛んでいる人をぶち抜く快感。
ランディングぎりぎり、低い場所から上げ返す快感。
一抜けで沖にグライドを開始する快感。
そして、初ソアリングの喜び。
無線誘導無しで降ろせた喜び。
初めて空を飛ぶ喜び。
・・・・・その時点でのそれぞれの喜びが、長い長いパラ人生の入り口として、手を広げています。
ゆっくりのペースでいいのです。安全に楽しく、ながーく続けていきましょう。
本当に上手くなったなぁ。頑張れ！スクール生！！
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