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2009/04/18(土)
緑の風に乗って
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雨上がりの色鮮やかな山に、青い空白い雲。 ランディング横の土手には蒲公英とレンゲの花が気持ち良さそうに揺れています。 朝一は陽射しもブローも穏やかで、B級コースのルーキー達も含めフルコースオープン。 松下さん・井上さん・鵜沢君と、早速スタンバイに入り、先輩スクール生は安定した時間を後輩に譲ります。 しばらくすると雲が切れ、ランディングにも光りと影の波が走り出します。
ここからはパイロットコース以上がオープン。まだ風は冷たく不安定な細いサーマルが多い空域。細かくデリケートな操作をしないと明暗分かれるコンディションの中、浅井さんが粘りのフライト。 時間が経つにつれて南風の成分が強まり、コース取りを考えて飛ばないとロスをしてしまいます。 お昼ご飯もそこそこに、美味しい時間に向けてテイクオフに上がってくるメンバー。 気温はどんどん上昇し、新しい芽を付けた木々が駆け上がるブローに葉を翻し、クロカンコース・フリーフライトのみのオープンに切り替えです。 この時間帯に飛べないコースのメンバーは、積極的にランディングで見学。ころころ変わる風向きと突き上げるサーマルで、かなりシビアなコントロールと、的確な判断が要求されるアプローチは、上級コースの腕の見せ所。 隊長・サリー・浅井さん・青山君・齋藤君と降りて来る精鋭達は、後輩のため息を誘う程のテクニック。 空域でのソアリングはもちろんですが、フレアをかけるまでの絶妙な動きは、一人として同じものはなく、見学する価値ありの『練習によってここまで出来るようになる』の見本でした。
最近は夕方近くになると、強い風に悩まされた毎日ですが、今日は極楽アーベントタイムに突入! KDD前のリッジでも遊べ、沖へ出しても沈下が少なく、B級生ももちろんオープン。 中でも一番風と仲良くフライトしたのは溝口ゆきちゃん。 穏やかな風に身を任せるように、優しい優しいコントロールは、『はぁーこの春風の中、こういう飛びがいちばーーーん気持ち良さそうに見える。』としみじみ思わせるフライトです。 アプローチの配分も完璧で、シンプルで無駄・ロスのないお手本コースを披露してくれました。
ゲレンデチームも盛り上がってますよー! 本日3日目の大竹さんは、初Myグライダーをブルー&ホワイトのPICOに決め、これでまたパラフリークの仲間入り。 楽しみですねー!!
テイクオフの真上に沈んでいく太陽は、出て来るグライダーをシルエットで浮かび上がらせ、1日中めいっぱい飛べた弓立でした。お疲れ様です♪
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