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2009/04/11(土)
やったぜ ベイビー!!
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枝垂桜が緋色の簾のように優しく揺れる坂道。 雲ひとつない空は春を通り越して初夏の陽気。
朝からブロー全開の空域は、『天国か地獄か春コンディション』状態。最初の1本は強い東風に押され、2人テイクオフで様子を見ます。シミュレーション班・ゲレンデ班・待機組みも、それぞれに時間を過ごしてお昼前。 『お、何となくイイ感じの予感』早速スタンバイ開始に入り、ダミーがテイクオフ。予想以上に穏やかなランディングにXCコース以上からゲートオープン! 東から南に変わった空域は・・・・
まずKDD前の強いサーマルをきっちり掴み、切り込むようなセンタリングで上げていく柳沢隊長。すかさずそれに絡む京子ちゃん。見せ付けてくれるねー夫婦ソアリング。 『そのまま上げきれ、トップまでいったらそのまま北に行けよー!』背中を向け遠ざかって行くグライダーが2機。講習バーン上のサーマルでこちらも走り出すブルー&ホワイトのタイガーは島田君。 一瞬吹流しが垂れ、次のサーマルが爆発するのを、KDD前で脅威の粘りでステイするのは、サリーと渋りん。 イヤという程時間は長く感じ、待って待って・・・ 来ました! 美味しいサーマルだーっ! 先に走る連隊を、ストロベリーレッドのサリー機が追いかけていきます。 渋リンは1,000m超えでみんなと逆の南に向います。高度をキープしたまま余裕で霊園GET。その後はもう一度ランディング上空に戻り、ちょっと格好いい孤独なセンタリング。東側にいたベテランチームがそれを狙い突っ込んで来るのを、さらっと避けても上がる上がる。また機首を南東に向けてグライドし始めました。県道を超え、八高線の線路を見下ろし、霊園のダブルアウト&リターン成功。 次第にシビアになっていくランディングを通過し、おまけで初トップランまでしてしまう内容の濃いフライトを展開してくれました。同じ位の高度にいた浅井さん、荒れだす前に、こちらもトップラン予定でテイクオフの上に入りましたが、『そうはさせないぞ!』と言っているようなサーマルが、サミットXCをグイグイ引っ張り上げます。 『降ろすの考えずに、上げきってしまえ。』と挑戦を受けて立てば、あっという間にゲインで1,200m超え。 『降ろすの撤回!走りまーす。』とグライド・ライド・ライド乗ってーと走ります。
結果は、浅井さんが約29kmで群馬藤岡手前。 隊長が17kmで寄居病院近く。 山田君が16km埼玉『川の博物館』 サリー・京ちゃんが7km位。 島田君もほぼ同じ距離の緑豊かな場所。
電車・バス・ヒッチハイク・回収車で帰って来る面々を待ち、強風でクローズになったSHOPの中では、ハイソで心豊かなイベントスタート。 本日は、松下理子(みちこ)さんによる、お抹茶とお干菓子の野点でございます。 ほっこりとした器に、甘く泡立てられたお茶。窓越しに舞う桜の花びら。本格的に習ってらっしゃる理子さんのお手前は、記録続出の『御目出度い日』にぴったりの素晴らしい時間でした。
すぐに試験用紙に向う山田君は、完璧な100点答案をサラッと埋め、卒業おめでとうございます!
本日2日目の大竹さんも一生懸命頑張り、先輩達を見上げる目はキラキラです。
中堅クラスのみんな。自分が主役になる日はもうすぐだよ! 広げられた県地図に自分のピンを刺す日を夢見て、頑張れ頑張れ!!
興奮冷めやらぬSHOPは、まだまだテンション上がりまくり。 これ以上長くなると、読む方は疲れるし、来れなかった人悔しさに拍車をかけてしまいそうなので、THE END。 C・Shinohara
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