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2009/03/08(日)
やったぜ! 大当たりだ!!
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朝一番に到着は、大羽さやちゃん。大事そうに胸に抱えてきたのは純米吟醸酒。何と、酒米を植えるところから始まり、一年越しの手作り。この世に1本のオリジナルは、名前も『上弦の月』。 弦イコール弓という事で、このスクールの為に造ってくれました。そんな縁起物から始まった1日は、朝からB級生もバリバリ飛べちゃう穏やかーなコンディション。曇り空とは裏腹に、ふんわりリフトで沈下せず、新庄まきちゃんは初ソアリング。鵜沢君も宮城君もいい感じですね。 さて、夫婦で競っているのは松下夫妻。後から初飛びをした奥様の理子さんの方が、お約束通りのロングフライト。華奢な奥様が、重い機材をやっと持ち上げて運ぶ後ろを、手ぶらの旦那が悠々と歩いてます。『まったくぅ・・優しくないなぁ』と声をかければ、『自分の物は自分でもーーつ!』ハイハイ、何だかんだ言って目茶苦茶仲良しのお2人なんです(笑)。
お昼を挟むと、最初は強め安定の吸い上げコンディション。KDD前でリッジを取っていた女性陣。薄日が射し、ブローが入りだすランディング。石塚あきちゃんを先頭に、香代ちゃん・美代ちゃんが一斉に霊園に機首を向け、グライドしていく姿はSFチックで中々格好いい光景。 そして光りと影の波がうねりだし、完全にサーマルコンディションに変わる空域。 夕焼け番長田中君と、卒業検定の青山君が一気にセンタリングで上げ始めます。河村ぶちょは私の頭上を通過し、霊園GETに向います。近くて遠い、県道向こうに鎮座する数あまたの墓標に向けて、行きつ戻りつを繰り返しながら、粘りに粘ったフライト。 あきらめたら近づけないその場所へ、会心の飛びでアウト&リターンを決めてくれました! 交代するようにグライドを開始した田中君は、河村ぶちょとすれ違いざまに『行ってきた?』『行ってきたぜい!』と言葉を交し合った事でしょう。 強くなる陽射しに、次第に難しくなるランディング。パイロットコース限定になった空を降りて来るフライヤーは、デリケートで的確なコントロールが要求されます。 検定の青山君はもちろん全ての項目をクリアし、下で待つ仲間に『悔しいけど、さすがだっ!!』と唸らせるアプローチ。 弓立での最短(最小)本数でパイロット証GETの、記録更新かな? これからは更にブラッシュアップし、突き詰めていって下さいね。 ベテランに囲まれてキャラバンに乗り込むその中に、誇らしげにグライダーを担いで混ざる香代ちゃんは、本当に『格好いいフライヤーの顔』になってきてます。
少し荒れ模様の空域になり、一時クローズにしてグラハン&風待ちに入ります。 午後も遅くなると、またまた全コースオープンのアーベント天国。B級生も課題をこなし、日没ギリギリまで目いっぱい飛べました。最後の最後までKDD前でソアリングしていた大西君、『あのー、お楽しみのところ申し訳ありませんが、サザエさんが始まるので降りてくださーい。』の無線に、素直にランディングに向ってくる姿は優しすぎ! うそうそ、冗談です。お戻り下さい(笑)。 まさか、こんなにトピックス満載のコンディションになるとは、誰も想像しなかった1日。もうこれ以上書き続けると、残念ながら、ざんねーーんながら来れなかったお仕事中の皆様に恨まれそうなので、このへんで! お疲れさまでした♪
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