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2009/02/15(日)
祝・祝・祝！！！！
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昨日までの不安な天気予報を吹きとばすような、スクール生の気合と盛り上がり。
この中に、本日卒業検定を向かえるメンバーが含まれているので、当人達は抑えきれない緊張。周りのメンバーは期待の応援と冷やかし（笑）を混ぜた声を上げ、フライトオープンの無線を待ちます。
気持ち良く入るブロー。山肌を駆け上がる草と風のざわめき。
最初の１本は空域の探りで、グライダーが右へ左へと動き回ります。
コバちゃんと河村ぶちょが引っ掛けたサーマルは、次第に育ち始め、ＫＤＤ前だけではなく沖でも上がりが期待始めます。
検定コールの後に、高度ロス無く出てきた柳沢隊長。タイミングも条件も全て満たした空域で、一番美味しい場所を陣取り、フリーのベテランと同じサーマルでセンタリングしながら、確実に上げて行きます。ひとつでも項目をクリアしなければ、手にする事が出来ない検定。どんなに素晴らしいＢＩＧフライトを繰り広げても、最後のランディングまでまとめなければ、『非情な不合格のお達し』をしなければいけないのは、ランディングディレクターの辛い所。あぁ、損な役回りだなぁ（笑）。
空域はいよいよ難しくなり始め、・・・と言う事は、腕の見せ所の楽しいコンディションでもあります。
同じくこちらも検定の中谷さん。いつも以上なアクティブさで、攻めまくりのフライト。
いつの間にか霊園に機首を向け、私の頭の上を真っ直ぐ越えていく鈴木美代ちゃん。その旦那は私の横で『何であいつはそう軽々といくかねぇ・・』とため息。
陽射しが一段と強く差し込むランディング、パイロットコース最後の１本を締めくくる為にアプローチして来る、隊長と中谷さん。センターラインに滑り込み、丁寧なフレアにゆったり落ちるグライダー。駆け寄る仲間達が取り巻き、コックピットを外して笑顔で私の方に歩いて来るパイロットに、『おめでとう』の声を誰よりも先にかけてあげられるのも、ランディングディレクターの嬉しい醍醐味。この瞬間に今までの緊張が解き放たれ、草の上に大の字になる２人。おめでとう！ いいフライトだったね！！
他のスクール生も負けてませんよ。ＮＰコース改発ちゃんも、普段より難しいコンディションの中、翻弄されながらも頑張る頑張る。
その中でも、周りの状況判断とフライト技術が、見違える程に上達したコバちゃんは、成長株筆頭と言えるでしょう。自信が後押しして、それが結果を生む。落ち込んでいた日々が嘘のようだね！
この後はどんどん強風になり、残念ながらオールクローズ。
夕方まで待って待って待ちましたが、今度は西風。
フライト出来なかったルーキーの皆様、ごめんなさい！
ガラス窓に姿を映し、シミュレーションを繰り替えす、超新人の皆様。
もう、みーんながそれぞれに１日を楽しみ、既に真っ暗な外の景色も気にせず、まだまだ盛り上がっている弓立です。
書きたい事は山ほどあるのに、あんまり長くなっちゃうと読んでいる方が疲れてしまうので、このへんで終了♪
Ｃ・Ｓｈｉｎｏｈａｒａ
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