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2008/07/11(金)
夏らしい空・雲・風
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エリアに上る道筋は、日に日に成長していく草の群れがなびき、エネルギーが充満といった感じです。 昨日の夜は、遠足前夜の小学生のように、『あー、早く明日にならないかなぁ』とワクワクしていた(・・・であろう)かよちゃんが一番に来場。島崎さんと共にスタンバイ開始です。 本日2日目の志澤さんと、秋田君もキャラバンで到着。 そして、どんなに広い駐車場に止めておいても、決して見失う事のなさそうな赤いオープンカーのタイヤを軋ませ、むっちぃも登場。 もちろん、トップで空を独占するのは、かよちゃんという事でテイクオフ。緩やかに上がってくるリフトに乗り、右旋回でゆーーったり回して、緑を濃くしていく梢の上を、羽箒で撫でるように回していきます。 雲の真下、うーんと高い所を飛ぶのは『気合入れていけーっ!上げきれよー!!!』という気持ちですが、以外と多いのは『山のスレスレ、木々の真上を飛ぶのが醍醐味なんです。』という意見。 うん、確かにそうです。子供の頃から見続ける夢は、低空飛行で平泳ぎ、時々大空に舞い上がりなどなど・・・そんなイメージなんですよね(笑)。 お昼の時間帯はサーマルブロー全開の空域の為、ベテランパイロットのみのオープン。 テイクオフには強めの風が入っているので、新人チームはグラハンタイム。グライダーを頭上でキープ、繊細なコントロールで、どれだけ落とさずにいられるかに挑戦です。 しばらくすると遠く沖合いが暗くなり、西の山並に沿って一気に発達する雲に向かい、強烈な風が吹き込んできたので一休み。 日が傾く頃には、また安定した風の中で練習開始。 風を孕むキャノピーの音と笑い声、競うように絡んでくる鳥のさえずりも混ざり、とても気持ちの良い夏の夕暮れです。 ここまで書いてテイクオフの階段を昇っていくと、“ヒロインかよ様”がまだ立ち上げをやっております。 『フフフ、しつこいですよ、まだまだやりますよ。』とニヤニヤ。もちろんいいですとも、あなたを照らす太陽のスポットライトは沈んでません。『あぁー充実充実、来て正解』と微笑む笑顔、麗しゅうございます。 C・Shinohara
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