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2008/04/20(日)
急成長は誰?
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咲く花に変わり、むせ返るような新芽に彩られる山並。ランディングのクローバーが、春の雨と日差しを浴びて、一気に緑の絨毯となりました。 朝のうちは垂れ込める雲の下、少し北がらみの風でテイクオフ。 空域は安定を極め、飛ぶ事に飢えている(笑)スクール生軍団が、ランチャー台の上に大集合。グライダーをしぼり、前の人のテイクオフを真剣に見つめる目は、1年前のそれよりも、少しだけ『フフ、ちょっとフライヤーっぽい』と、誇らしくもあります。 サーマルこそありませんが、沈下の少ないコンディションで、アプローチの練習にはもってこいの空域。同じコースを飛んでも、人それぞれ個性があって中々面白いものです。 もともとセンスが良い羨ましい人、とにかく練習を積み上げた努力の人、さてさて皆さんはどちらでしょうか。 スポンジが水を吸い上げる様に、成長目覚しいのは小林君。下で見ていて、『私ならここでターン、次はこのへん・・・』に寸分違わず同じ動きをするので、ちょっと笑えます。なので、もちろんピッタリターゲット♪ 高度感覚が読めてきた本人が、一番嬉しいはずです。自分で考えて、自分でコントロールし、自分の納得のいくフライトが出来たとき。たとえ長時間のソアリングでなくても、価値ある1本ですよね! 石塚ちゃん、白田君もいいペース。1つ上のクラスに進み、カラーチェンジした教習簿を手にする顔が、ちょっと緩んでいるのも微笑ましい。 途中雨が降り出してので、一度クローズしてログブックタイム。見た目からは想像出来ない程、細かく芸術的に書き込む村本ちゃん。恐ろしい記憶力の持ち主か、ひとつひとつのターンの場所を全て記してあります(笑)。 そのうちに、ふわーっと明るい日差しが戻りフライト再開。一旦車に積み込んだグライダーを、あわてて下ろしてテイクオフ。初夏の気配が滲む透き通った空に、色とりどりのグライダーは熱帯魚のようです。しばらくすると西風が入りだしクローズ。 ここで終わらないのが弓立チーム。夕暮れ間近には、気持ちの良い東風に変わり、もう一度テイクオーフ。 柳澤隊長曰く『待つに勝るものは無し』。 本日2日目の槇さん、アカイワからお越しの石井さん、是非是非また足を運んで下さいね! お疲れさまでした♪ 今日の写真のヒロインは西谷さん。ベストショットでプレゼントします。 C・Shinohara
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