|
2008/03/10(月)
木々を潤す雨
|
|
|
薄明るい窓の外は久ぶりの雨。昨日までの乾ききった地面を、春の小糠雨が濡らしていきます。時々思い出したかのようにその音を強め、山頂から下る林道は、白い霧の中に足元の道を隠していきます。遠くで聞こえる春雷の響きも、日いちにちと暦をめくっていくようです。 夕方近くになり、夕陽に彩られる山並は金色。ひんやりと、でも冬の冷たさとは違う柔らかな風に吹かれ、木立もしばし、まどろみの中で影を濃くしていきます。 明日は明るい陽射しが戻りそうですね。 C・Shinohara
|
|
|
|