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2003/12/23(火)
ｇｉｆｔ
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１６日に青年会議所の卒業式があった。
今年は、ぷ〜パパとその仲間達が担当した。
この２ヶ月、特に目前の１週間は徹夜続きだった。
縁あって、歌手の「沢田知可子」さんをお呼びする事が出来た。
その縁とは、 〜光り輝ける若者〜 という事で
素晴らしい活動をしている若者を発掘・発信し
その方をクローズアップすると共に、サポートして行こうと言う企画。
メンバーの一人が、沢田さんの「gift」と言う曲と「沢田さん」を推薦した。
自殺を考えた若者が、何人もその歌のおかげで立ち直ったという。
結果、今年の夏、全国から多数エントリーされた中で見事「厚生労働大臣奨励賞」
と言う賞を沢田さんが受賞した。
推薦したメンバーは沢田さんの中学校の後輩。
そのメンバーも沢田さんもとっても喜んだ。
１０月３日、ＪＣの関係で福井に行っていたそのメンバーが急死。
出棺の時、「gift」が流れていた。
卒業式の中で歌っていただいた「gift」。
「がんばれ、がんばれ・・・」
沢田さんの素晴らしい歌声が会場に響き渡る。
皆、涙が止まらなかった。
きっと彼も天国で喜んでいてくれたろう。
沢田さん、ありがとう。
以下、沢田さんのＨＰより
2003年10月9日の日記
人間大賞をありがとう！ No.495
ある霊能力のある方から４月頃に「７月に年下の男性があなたを助けます。」
と予知されて偶然ではありますが、中学時代のバスケット部の後輩が偶然ラジオから聴いた
「ｇｉｆｔ」に感動してＪＣの人間力大賞にノミネートして頂いたのをきっかけに
本当に７月に厚生労働大臣奨励賞というのを受賞してしまったのですが、
その後輩が突然・・・亡くなりました。本当に突然死です。
バリバリエリートサラリーマンでＪＣでも仕事でも人望が厚かったのでしょう。
お通夜には長い長い行列ができるほど彼を偲んで駆けつけました。
今年何年ぶりかで再会した彼から大変なご褒美を頂戴してしまい、
そして嵐のように私の目の前から去ってしまったのです。
こんなことってあるのだろうか・・。
哀しい気持ちになれないのです。
幼い３人の子供とまだ若い妻とご両親、みな唖然としてまだ夢を見ているような感じでした。
涙が少ない死、それは誰もまだその現実を受け止めることができないほど
心の準備ができない突然の死だったのです。
３８歳・・・。
神様が連れて行かなければならなかった理由は何なのでしょう。
我を忘れるほどに忙しい日々を過ごしてきたほんの些細な落とし穴だったのだろうか・・。
それとも天界におけるすこぶる早さのスピード出世だったのでしょうか・・。
寿命と言うには早すぎるお別れです。
「（旧姓）わたべせんぱいのお役に立てて本望です。」
と深々とお辞儀してくれながら体育会系の先輩後輩の清々しい挨拶が
最後になってしまったけれど、あなたのお陰で私はものすごく
歌い手として胸をはって生きて行けるほどの自信と勇気を頂きました。
あなたの高い志を風化させないように、
しっかり地に足をつけて腹に力を込めて
「ｇｉｆｔ」を届けて生きていきます。
本当に心からありがとうございました。
ご冥福をお祈り致します。
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