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2008/06/12(木)
"録音された..." や "文書は保存..." メッセージが表示される
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Word2002・2003において [録音された音声認識入力や、修正候補のようなデータなしで文書が保存されました。] というメッセージが表示される場合があります
原因: Word では、文書ファイル中に入力した文字の音声入力データや手書き入力データなどの 言語データを保存する事ができます。標準の設定では、これらの言語データを文書中に 保存するよう設定されています。 これは、後で入力した文字列の修正候補を表示するなどの処理に利用されます。
しかし、言語データを文書に含めて保存した場合、作業状況によっては 非常に大きなファイルサイズになってしまうことがあります。 このような時に、Word は、作業効率を最適化するために、文書中に言語データを含めずに 保存を行います。このようなメッセージは、この処理が行われた事を通知するために表示されます。
[上書き保存] や [名前を付けて保存] をおこなった場合にも同様のメッセージが 表示される場合があります。
●回避策 メッセージが頻繁に表示され、作業の邪魔になるときには以下のいずれかの手順を実行することにより、このメッセージを表示させない状態で作業を行うことができます。
◎自動バックアップ機能を無効にする [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。 [保存] タブをクリックし表示された画面にて、 "自動バックアップ" のチェックボックスをオフにします。 以上の設定により、自動的に保存が行われないため、上記に記載されたメッセージが 表示されずに作業を行うことができるようになります。
◎文書中に言語データを埋め込まずに作業する 文書に言語データを埋め込む必要がない場合は以下の設定を文書ファイル毎に設定してください。 [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。 [保存] タブをクリックし表示された画面にて、 "言語データを埋め込む" のチェックボックスを オフにします。 以上の操作により、現在作業をしている文書ファイルへは言語データは保存されなくなります。
上記の設定は、作業を行っている文書ファイルのみに対して有効であるため、 新規に文書を作成した場合には、"言語データを埋め込む" の チェックはオンに設定されています。
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