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2009/02/08(日)
<覚せい剤>高知の漁港に120キロ 中国籍の3容疑者逮捕
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高知県室戸市室戸岬町の椎名漁港内の堤防で7日午後10時40分ごろ、覚せい剤計約120キロが入ったキャリーバッグ4個を県警室戸署員が発見した。車で現場から走り去る外国人の姿が目撃され、行方を追っていた県警は8日、覚せい剤取締法違反(営利目的譲り受け未遂)容疑で中国籍の男3人を逮捕した。一方、高知海上保安部は室戸岬沖を航行していた中国船籍の漁船を漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑で同日拿捕(だほ)し、中国籍の乗組員6人を逮捕。県警は、船と覚せい剤事件との関連や背後関係を調べるため、警視庁や大阪府警、海上保安庁などと合同捜査本部を設置した。
同署によると、逮捕されたのは、いずれも職業不詳で中国籍の30〜36歳の3容疑者。逮捕容疑は、キャリーバッグに入った覚せい剤を譲り受けようとしたとしている。同署員が徳島県内などで、3人を見つけた。3人とも容疑を否認しているという。
また、高知海上保安部によると、漁業法違反容疑で逮捕したのは、漁船「珠香2543」(193.78トン)の船長(47)ら6人。容疑は8日午前10時50分ごろ、室戸岬沖約105キロの海上で停船命令に従わなかったとしている。同保安部は漁船を高知港(高知市)にえい航し、調べを進める。
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