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2009/02/07(土)
モンゴルで日本語教師の女性遺体、強盗殺人か…北海道出身
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モンゴルの首都ウランバートルの路上で7日朝、日本人女性の遺体が見つかった。
首を絞められたような跡があったほか、財布と携帯電話がなくなっており、地元警察は強盗殺人事件とみて調べている。
警察によると、女性は6日夜、友人宅で食事をした後、1人で帰宅する途中の7日未明に、被害に遭ったとみられている。現場はウランバートル中心部の大通りで、近くには大型スーパーもある。
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外務省によると、ウランバートルの路上で発見された女性は、北海道出身の日本語教師、鈴木千恵さん(38)。在ウランバートル日本大使館員らが身元を確認した。
関係者によると、鈴木さんは、1994年に青年海外協力隊員としてモンゴルに派遣され、現地の学校などで日本語を教えていた。98年には北方領土へのビザなし交流枠が拡大されたのを機に、初の日本語講師として国後島に3週間にわたって派遣されるなど、国際舞台で活躍していた。
ビザなし交流を行っている独立行政法人「北方領土問題対策協会」の担当者は、「鈴木さんは明るい人柄でロシア人からも信頼を得ていた。できれば別人であってほしい」と話していた。
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