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2009/01/21(水) 「自由と再生」掲げバラク・オバマ大統領誕生
バラク・オバマ第44代米大統領が米時間20日(火)、誕生した。ワシントンD.C.の連邦議会議事堂前で行われた大統領就任式では、約200万人の観衆が3キロにわたる“人の波”をつくり、全米そして全世界の人々とともに「自由と再生」を唱える新リーダーを迎えた。


歴史的な瞬間は、それぞれの場所でさまざまなドラマをもたらしたようだ。

就任式会場では

 選挙戦のエネルギーを保ち続けたまま会場入りした観衆は、オバマ氏が宣誓を行った瞬間に抱き合いながら歓喜。宣誓の際にオバマ氏が言葉につまっても、エコーと熱狂のため気づかない人も多く、「オバマ! オバマ!」の大合唱が繰り返された。

 一方、任期を終えたジョージ・W・ブッシュ前大統領夫妻を乗せたヘリコプターが会場を離陸し、広場の上空を飛ぶと観衆たちからどよめきが起こった。そのどよめきが8年の職務へのねぎらいかどうかは定かではない。

テレビ前では

 現代の米テレビ局のモットーは「放送する価値があるものは、徹底的にやれ」。とはいえ、今回のオバマ大統領就任式に向けた各局の不眠不休のマラソン報道には、どれほど熱狂的で信念を持った視聴者ですら根負けしたに違いない。

 就任式にまつわることならば、どれほど細かい動きも見逃さない機関銃のような報道姿勢。誰かが車に乗り込めば、その人物に対して延々と解説が続き、歴史学者が物思いにふける様子も貴重なショットとしてクローズアップされる。自制不可能なコメンテーターたちをかろうじてなだめ、番組に静寂をもたらすことができたのはCNNのウルフ・ブリッツァーとMSNBCのクリス・マシューズのみだろう。

 MSNBCのキース・オルバーマンは、この日を「寒く、希望に満ちた朝」と表現。フォックス・ニュース・チャンネルのブリット・ヒュームは、歯切れよく雄弁なオバマの就任演説を「驚くほどに非の打ち所がない」と分析した。映画監督のスパイク・リーは、ABCのインタビューに「これはお祝いだ。この場にいられるだけで幸せだよ」と喜びを語った。

サンダンス映画祭では

 ユタ州パークシティで開催中の米インディペンデント映画界の最高峰、サンダンス映画祭では、参加者の多くが早起きし就任演説を見守った。映画業界の多くの人々が2年間待ち望んだ日だけあって、映画祭恒例のオールナイト・パーティ後、睡眠をとらずにテレビ観賞パーティを開くグループもいくつか。サンダンス・インスティチュートの担当者は、いまだかつてこれほどまでに注目された就任式は見たことがないと語った。

 映画祭公式の観賞イベントでは涙を見せる人が多く、オバマ大統領がスピーチで環境についてふれた際には盛大な拍手に包まれた。環境ドキュメンタリー“Dirt”の製作陣はそのスピーチを受け、インディペンデント映画界の力を結集してエコ問題に取り組み続ける決意を新たにした。


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