|
2009/01/18(日)
センター試験終了 「再試験」は718人 チャイム設定ミスなど
|
|
|
大学入試センター試験は18日、全国738会場で理科と数学の試験が行われ、2日間の日程を終えた。横浜国立大(横浜市)で試験中にチャイムが鳴るなど、この日も各会場でトラブルが相次ぎ、「再試験」の対象者は前日分を含めて8会場で718人となった。1213人だった昨年は下回った。希望者は24、25日に別の問題で再試験を受験できる。
大学入試センターによると、横浜国立大では午後に行われた「理科(2)」の試験中、設定ミスでチャイムが約25秒間鳴ったため、19試験室の受験生443人が再試験の対象となった。また成蹊大(東京都武蔵野市)では午後の「数学(2)」の試験中、1教室で蛍光灯が約15分間点滅し、受験生に支障が出た。
17日に行われた英語リスニングでは、岐阜大(岐阜市)で定刻より25秒早く試験を終了させるミスや、神戸大(神戸市)で受験生がかばんに入れていたタイマーが鳴るなど、4大学でトラブルが確認された。
常葉学園大(静岡市)は17日の公民の試験で、口頭でも周知すべき問題訂正を板書だけで済ませていた。リスニングでは「再開テスト」の対象者は254人で、うち実際に受けたのは249人だった。
また、18日午前に東武伊勢崎線北越谷駅で起きた人身事故の影響で、文教大(埼玉県越谷市)が午前中の「数学(1)」を55分繰り下げて実施し、827人に影響した。このほか沿線の2会場で計5人の試験時間を遅らせる措置を取った。
|
|
|
|