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2008/07/26(土)
中越沖地震 柏崎で「海の大花火」 20万人が復興喜ぶ
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新潟県中越沖地震の被災地、柏崎市で26日夜、恒例の「海の大花火大会」が行われた。昨年は7月16日の発生直後だったため中止を余儀なくされ、2年ぶりの開催となった。「早く、柏崎に元通りの夏が来て」。復興を誓う住民は大輪の花火に祈りを託した。
「海の柏崎」と呼ばれ、「川の長岡」(長岡市、8月2〜3日)、「山の片貝」(小千谷市、9月9〜10日)とともに、「越後3大花火」の一つ。この日は主催者発表で、約20万人が集まった。
打ち上げられたのは3尺玉2発を含む1万5000発。主催する柏崎商工会議所に寄せられた義援金約1000万円も活用された。
会場の一角に建つ仮設住宅の住民の一人は「花火大会ができるぐらい、復興も進んできたということでしょうか」と話す。
東京都狛江市から来たという会社員の宇野実さん(41)は「地震からわずか1年とは思えず、驚いた。柏崎の活力を感じた」と興奮ぎみだった。
□きれい!隅田川花火大会 浴衣姿のカップルら歓声
首都に夏の訪れを告げる隅田川花火大会が26日、東京・浅草周辺を会場に行われた。浴衣姿のカップルや家族連れ、外国人らが訪れ、「カラフルできれい」と歓声が上がった。
花火大会は今年で31回目。2会場で打ち上げられるのは計2万発。
勤務先の同僚と来たという埼玉県川口市、会社員、関史栄さん(29)は「火薬のにおいと、体にずしんと響く音が好き。初めて見たけれど感動した」と話し、赤や緑に彩られた夜空をいつまでも見上げていた。
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