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2008/06/10(火) スピード製水着容認 五輪で水連 メンツかけ改良継続
英スピード製の水着「レーザー・レーサー(LR)」をめぐる問題で、日本水泳連盟は10日、北京五輪の競泳日本代表選手が同連盟と水着の独占供給契約を結んでいるミズノ、デサント、アシックスの国内3社以外の水着も着用できることを決めた。LRを含め選手に選択を任せる。

 6〜8日まで行われたジャパン・オープンでLRを着用した北島康介選手が男子二百メートル平泳ぎで世界新記録を樹立するなど、調整中のこの時期としては異例の記録ラッシュとなり、代表選手から本番での着用を望む声が高まった。

                   ◇

 ■国内3社、先見据え技術磨く

 日本水泳連盟が英スピードのLRの着用解禁を決めたことは、国内3社に大きな痛手となりそうだ。圧倒的な広告宣伝効果を持つ五輪の舞台に立てない恐れがあるだけでなく、技術開発競争に“敗北”したというイメージダウンは必至。ただ、3社とも本番直前まで改良を継続する考えで、素材開発などのテクノロジーで先行してきた日本企業のメンツにかけて最後まであきらめるつもりはない。

 「水着部門は始まったばかり。中長期的に見れば勝算はある」と、北京五輪だけでなく、その先も見据えるのがミズノ。

 昨年5月にスピードとのライセンス契約を解除しミズノブランドの世界進出に乗り出したばかり。5月30日に発表した改良モデルについても「途中経過に過ぎない」と自信をみせる。

 勝算の根拠は水着専門のスピードに対し、多様なスポーツ用品の開発で蓄積してきたノウハウ。「スピードスケートやスキーのジャンプスーツなど応用できる技術はたくさんある。まだ出していない特殊技術もある」と明かす。

 2010年度で100億円を目指す水着の売り上げ計画も、「変更するつもりはまったくない」と、きっぱりと明言した。

 デサントは「スピードに優位性があったことは認めるが、選手を応援するブランドの姿勢を貫く」とし、今後も代表選手へのサポートに力を入れる。

 アシックスも「ジャパン・オープンで試してくれた選手から意見を聞いている。基本コンセプトは変えずに、素材の面で先入観を取り払って一から見直すなど、ぎりぎりまで開発を続ける」とし、開発継続に執念を燃やしている。

 各社の売上高全体に占める水着の割合は、ミズノで3%、デサントも9%、アシックスは0・5%とごくわずかで、業績や経営への影響は軽微だ。

 ただ、ウエアや用具のテクノロジーの進歩とともに記録を塗り替えるなどスポーツも進歩してきた。メーカーにとって技術開発力は生命線でもあり、このままでは引き下がれない。

2008/06/09(月) 「お前さん、死んだことになっているぞ」 60代自転車ドロ、34年ぶり感動再会
■家出→失踪宣告、家族が葬式→警察が連絡

 自転車ドロは“死人”だった−。自転車を盗んだ東京都板橋区の60代の男が警視庁板橋署に摘発され、身元を照会したところ、法律上死亡したとみなす「失踪(しっそう)宣告」が確定していたことが9日、分かった。約34年前に故郷の山口県を飛び出し、家族と連絡を絶っており、死亡したとあきらめた家族は葬式まで行っていた。警視庁からの連絡で生存を知った弟が交番で再会。兄弟は号泣しながら抱き合った。男は窃盗容疑で書類送検されたが、再会の契機をつくった警察官に感謝している。

 「お前さん、死んだことになっているぞ」

 男は2月5日夜、板橋区弥生町の路上で、盗んだ自転車に乗っているところをパトロール中の板橋署員に見つかり、署に連行された。身元照会の結果、家族が失踪宣告を裁判所に申し立てており、平成16年に宣告が確定していたことが判明。取り調べを担当した警部補(46)に事実を告げられた男は当初、きょとんとした表情で「そんなことはない。冗談だろう」と受け流した。だが、状況を把握するとショックでうなだれ、ポツリポツリと自身の過去を話し出した。

 男は昭和49年、山口県の実家を飛び出した。「弟が先に結婚し、親戚(しんせき)が自分を『かい性のない男だ』と侮っていると思いこんだ」のが理由だ。

 上京して都内を転々としたが、家族から身を隠すため住民登録はしなかった。過去を詮索(せんさく)されたくないとの思いから、履歴書の不要な日雇いの仕事で食をつないできた。耳を傾ける警部補の前で「帰るに帰れず、家族にはいつも申し訳なく思っていた」と涙ぐんだ。「家族は必死に捜したに違いない。連絡させてもらうぞ」。警部補の言葉に男は黙ってうなずいた。

 「本当に兄ですか?」。生存を伝えられた大阪府内の50代の弟は、電話口で驚きを隠さなかった。あきらめた家族は失踪宣告を裁判所に申し立て、葬式を終えて戒名までつけていたからだ。「今すぐ会いたい」。警部補は3月4日、男の自宅近くの交番で再会できるよう段取りをつけた。

 再会の日。男が交番のイスに座って入り口を眺めていると、弟が到着。立ち上がって抱き合った。互いに泣きじゃくる兄弟。弟は「兄に間違いない。すぐに裁判所に行き失踪宣告を取り消したい。警察に何とお礼したら」と喜んだ。

 警部補は盗犯刑事として20年のキャリアを持つベテラン。「取り調べをした警部補さんは本当にいい人だった」。人付き合いが苦手で口下手な男は、警部補に直接言えず、別の板橋署員を通じて感謝の気持ちを伝えたという。


【用語解説】失踪宣告

 生死不明の者を、法律上死亡したものとみなす効果を生じさせる制度。民法で規定されている。単に7年間生死不明だったり、戦争や震災などに遭った後、1年間生死不明だった場合、家庭裁判所は申し立てにより、失踪宣告をすることができる。申し立てができるのは、不明者の配偶者や遺産相続人などの利害関係人に限られる。不明者が生きていることが分かった場合、家裁は本人または利害関係人の請求により、宣告を取り消さなければならない。

2008/06/08(日) <秋葉原通り魔>死亡7人、負傷10人に 日曜の秋葉原、凶行に騒然
8日午後0時35分ごろ、東京都千代田区外神田4の秋葉原電気街の交差点で、2トントラックが歩行者数人をはねた。運転していた男が車を降り、持っていたサバイバルナイフで歩行者らを次々に刺した。警視庁や東京消防庁によると、7人が死亡し、10人がけがをした。男は駆け付けた警察官に現場近くで取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。


男は、静岡県裾野市に住む加藤智大(ともひろ)容疑者(25)で、刺したことを認め、「人を殺すため今日、静岡から秋葉原に来た。(襲うのは)誰でもよかった」「世の中が嫌になった。生活に疲れた」などと供述しているという。警視庁は、通り魔事件として万世橋署に捜査本部を設置した。

 警視庁によると、けが人には、万世橋署交通課の男性警部補(53)も含まれている。死亡したのは男性6人(19、20、29、33、47、74歳)と女性1人(21歳)。けがをした10人は男性8人、女性2人。

 調べでは、トラックはレンタカーで、静岡県沼津市内のレンタカー会社営業所で8日午前8時から午後8時までの契約で借り出されていた。現場付近は、歩行者天国で日曜日とあってかなり混雑していたという。

 複数の目撃者によると、トラックが通行人をはねたのは、歩行者天国となっている南北の通り(中央通り)と、車の通行が可能な東西の通り(神田明神通り)が交わる場所。トラックは、神田明神通りを西から東に向かって通過する際、横断歩道を渡っていた歩行者らをはねた。

 トラックは数十メートル先で止まり、ベージュ色のジャケットを着て眼鏡をかけた男がトラックを降り、手にナイフを持ちながら交差点方向に歩いて戻ると、駆け付けた警察官に切りつけた。前後して、歩行者らに馬乗りになるなどして刺したが、男はその際、「ワー」「キャー」などと叫んだり、笑いながら追い回していたという。

 拘束された様子を見ていた男性店員によると、男は中央通りを南に向かって逃げた。制服を着た警察官が追いかけ、通りから30メートルほど入った狭い路地に追い詰められると、無言でナイフを振り回し、警察官が警棒で応戦。警察官が拳銃を取り出すと、男はナイフを路上に置いた。その瞬間に、警察官を含め周囲にいた数人が上に乗り、取り押さえたという。


■亡くなった被害者7人の身元を確認


秋葉原通り魔事件で被害に遭い亡くなった人たちの身元を警視庁が確認した。

 ◇通り魔事件で亡くなった方々(敬称略)

 武藤舞(21)=東京都北区浮間3、大学生▽小岩和弘(47)=板橋区新河岸1、無職▽中村勝彦(74)=杉並区下高井戸4、無職▽松井満(33)=神奈川県厚木市森の里1、調理師▽藤野和倫(19)=埼玉県熊谷市河原町2、大学生▽宮本直樹(31)=同県蕨市北町2、会社員▽川口隆裕(19)=千葉県流山市南流山8、大学生

2008/06/07(土) 植田日本、16年ぶり五輪 男子バレーボール
北京五輪男子世界最終予選日本ラウンド第6日(7日、東京体育館、観衆=1万)男、植田が泣いた! 世界ランキング12位の日本は同6位のアルゼンチンを3−2で撃破。通算成績を5勝1敗とし、五輪出場権が与えられるアジア5カ国の1位が確定。植田辰哉監督(43)が主将を務めたバルセロナ大会以来、16年ぶり8度目の五輪出場が決まった。女子とのアベック出場も4大会ぶり。北京では、金メダルに輝いたミュンヘン大会以来36年ぶりのメダル獲得を目指す。

 整髪料で固めた髪形とこわもての表情が、くしゃくしゃになった。7連続失点で落とした悪夢のイタリア戦以来のフルセット。19−18のマッチポイントで、荻野正二主将(サントリー)のスパイクが相手ブロックをはじくと、植田監督は選手の汗と涙がしみこんだコート上に、大の字になってうつぶせに倒れ込んだ。

 絶叫のような歓声の中、選手も涙を流しながら抱き合う。「尊敬しているおじいちゃんのような松平名誉会長、お父さんのような大古さんにやさしく厳しく育ててもらった。そのイズムを引き継いで勝てたことがうれしい」。立ち上がった指揮官はコートサイドの看板をまたぐと、2人の恩師の元へ駆け寄った。

 主将を務めた16年前は、当時の大古誠司監督と意見の衝突を繰り返した。それでも最後はチームをまとめ上げ、五輪切符を手に入れた。そして全日本監督に就任した05年、真っ先に主将に指名したのが当時35歳だった荻野だ。バルセロナ以来の五輪を狙うには、同じコートに立ち、その経験を知る男が必要だった。

 だからこそ、キャプテンにも妥協は許さない。2年前のVリーグで優勝し、昨年11月のW杯前はモチベーションを失っていたベテランにあえて無休のトレーニングを課した。そして北京への扉を切り開いたのが、まな弟子の一打だった。

 「メンバー入りできなかった選手を含めてみんなで取った切符。はっきりいいますがメダル、狙います」と、指揮官は高らかに宣言した。

 口癖は「五輪に行けば人生が変わる」。強化合宿中、ホワイトボードにこのフレーズを書き込んだ。監督自身が実証した言葉だ。99年にVリーグの名門・新日鉄(現在は堺)、03年には全日本ジュニアの監督を任された。バルセロナに出場しなければ、指導者として日の丸を背負う大役は回ってこなかった。そして16年のときがたち、主将から指揮官に立場を変えて夢舞台へ戻った植田辰哉。今度の五輪は、「行っただけ」では終わらせない。

2008/06/05(木) 16年五輪 石原知事「登山口だ」…東京1次選考通過
2016年夏季五輪招致を目指す東京が5日未明、正式な立候補都市に決定した。国際オリンピック委員会(IOC)から高い評価を得たことで関係者の期待は膨らむ。ただIOCの世論調査では支持率59%と、立候補都市に決まった4都市で最低。同日朝に記者会見した石原慎太郎都知事は「メディアが足を引っ張るから」と報道批判を展開しつつ「力貸してくださいよ。水ぶっかけるだけじゃなくて」と協力を呼びかけた。

 「登山口だ。登山口」。立候補都市の決定を石原知事はそう例えた。「こんな所で喜ぶほどのことはない。自明の結果だ」とも。一方で「これは東京ではなく、国家のイベント」と強調し、政府の財政保証がないことに「万が一の時は『国が面倒を見ます』と言ってくれないと。最低限の協力はしてもらいたい」と注文をつけた。

 都は築地市場(中央区)の移転により、跡地にメディアセンターの建設を計画しているが、新市場予定地の土壌汚染が問題化している。しかし石原知事は「五輪の支障にはならない」と述べ、同センターの建設地は築地にこだわらないとの認識を示した。

 一方、超党派の国会議員約20人が5日、国会内で「オリンピック日本招致推進議員連盟」の設立発起人会を開いた。発起人には自民の森喜朗元首相、民主の羽田孜元首相、公明の太田昭宏代表らが名を連ね、今夏ごろ設立予定。招致に向けた国会決議などを目指す。

2008/06/04(水) 婚外子国籍訴訟判決 子供の願い、司法応える
日本人と認めてほしい−−素朴で当然の願いに、司法が応えた。日本人父と外国人母の婚外子に国籍を認めない法の規定を違憲と断じた4日の最高裁判決。日本人の血が流れ、日本で生まれ育ち、日本語を話しながら、日本国籍を認められなかった子どもたち。判決後、母と一緒に抱き合って涙を浮かべ、はじけるような笑顔をみせた。

 原告の子どもたちは母とともに傍聴席で判決を聞いた。主文の意味を弁護団から知らされると大きな拍手がわき起こり、東海地方に住む原告のマサミさん(10)=小学5年=は「マジで勝ったの? 夢じゃない?」と笑った。

 母ロサーナさん(43)は88年にフィリピンから来日し、仕事で知り合った日本人男性との間にマサミさんが生まれた。1年後、父の認知が得られ市役所に「正美」の名で出生届を出した。担当者は「日本国籍ではない」と冷たくローマ字への書き直しを命じた。

 「何で私は日本人じゃないの?」。小学2年のころ、マサミさんは日本国籍でないことを知って驚き、泣いた。「外国人」と友達にからかわれ、「学校に行きたくない。転校したい」と漏らしたこともあった。

 妹の直美さん(6)=小学1年=は、出生前に父の認知を受けたため日本国籍。同じ両親を持つのに、国籍法の規定が姉妹の境遇を冷たく分けた。「私は日本人と呼ばれたい。妹と同じ国籍になりたい」。控訴審の法廷でマサミさんは訴えた。

 日本国籍が必要な警察官になる夢を持つマサミさん。判決後の会見で「うれしくて言葉にできない。日本人でしかかなえられない夢をかなえたい」と笑顔をみせた。直美さんも「お姉ちゃんと一緒の国籍になってうれしい」とほほ笑んだ。

 同じく日本国籍が認められたジュリアンさん(14)の母チャーレッテさん(46)は「親の都合で結婚しないで子供を産んで、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今日やっと日本人になって幸せで安心です」とほっとした表情をみせた。

2008/06/03(火) 川越立てこもり 拳銃所持の男を逮捕 自殺図り病院で死亡
3日午前1時25分ごろ、埼玉県川越市小仙波の国道16号で、埼玉県警川越署員が信号待ちで停止していた乗用車に職務質問しようと近づいたところ、助手席の男が拳銃を1発発砲し、車で逃走した。約1時間半後、南東に約2キロ離れた同市今泉の駐車場でこの車を発見。警察官の説得に応じて車から拳銃を持って降りてきた住所不定、無職、長谷部伸一容疑者(43)を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。拳銃を所持したまま車内に立てこもっていたもう1人の自称、金子謙容疑者(55)は、約9時間後の午前11時40分ごろ、拳銃で頭を撃って自殺を図ったところを銃刀法違反容疑の現行犯で逮捕された。病院に搬送されたが、午後1時半ごろ死亡が確認された。


人質やほかにけが人はいなかった。県警は付近の約130世帯に避難を指示し、約120人が公民館などに避難した。現場近くの同市立南古谷小、南古谷中学校にも休校を依頼。児童、生徒計約1160人が自宅待機している。近くの東邦第二高校と東邦音楽大も自主休校にした。

 金子容疑者が立てこもったのは、JR川越線南古谷駅南側約700メートルの住宅街。付近の住民が午前3時ごろ、3発の銃声とみられる音を聞いたという。

 金子容疑者は茶色の帽子、黒いポロシャツ姿。拳銃を振りかざしながら、時折車から出たり、入ったりしていた。紙幣らしきものも投げていたという。

 同日午前0時35分ごろには、立てこもり現場から30キロほど北の同県鴻巣市内のパチンコ店で拳銃を持った男2人が押し入り現金約600万円を奪って車で逃走した強盗事件が発生しており、県警が関与を捜査している。

 調べでは、午前0時35分ごろ、鴻巣市鎌塚のパチンコ店「イースペース」で、店員7人が拳銃を持った男2人にひもで縛られ、金庫から現金約600万円が奪われた。署員が川越市内で現場から逃走した車両とよく似た車を発見し、約1キロ追跡して職務質問しようとしたところだった。

2008/06/02(月) 動物園でAV上映!遠足の小学生仰天の2秒間
北九州市小倉北区の市立動物園「到津(いとうづ)の森公園」で2日、遠足で訪れた小学2年生32人に動物の表情などをスライド画像で見せている途中、誤ってアダルトビデオ(AV)の映像を流す不手際があった。児童らに動揺はなかったようだが、問題の映像にはモザイクなしの「そのものズバリ」のシーンが映っていたという。

 動物園を運営する北九州市都市整備公社によると、まさかの「AV授業」は、2日午前11時半ごろ、園内の会議室で行われたという。

 遠足の小学2年生32人の前で、公社の男性嘱託職員(31)がパソコンを使って動物のスライドを映写。キリンに象、シマウマ、ロバ、ライオン、虎、オウム…など15枚の動物画像が映し出された後、ラストを飾ったのはなぜか「人間」だった。うごめく男女。音声こそないもののモザイクもなし。気づいた職員が慌てて映像を止めたが、約2秒間、児童らの前で“裏モノ”が流れてしまった。男女の顔は映っていなかったが、映ってはいけない“モノ”が映っていたという。

 その場には2人の女性教諭が同席しており、学校に戻った後、校長に報告。校長が公社側に抗議し、事態が発覚した。

 この日は備品のパソコンが故障したため、職員が私物を持参。ハードディスクにスライド用の動物画像を記録したが、同じファイルにわいせつなビデオ映像が残っていたという。職員はインターネット上のアダルトサイトで動画をダウンロードしたようだ。職員は「消したと思い忘れていた。大変申し訳ない」などと話しているという。ちなみに「児童らには動揺はなかった」と公社側は主張している。

 この日は遠足で3クラス93人の小学2年生が午前10時から来園。学習プログラムのテーマは「動物の赤ちゃん」。動物を見学する前には、会議室で動物の出産シーンなどの動画も見せていたという。問題のスライドショーは、動物見学後に早く戻ったクラスの待機中に見せていたものだった。

 岩野俊郎園長は「あってはならないことで、再発防止に全力で取り組む」と陳謝。公社では職員を厳重注意し、処分を検討する。

 最近の類似事件としては06年2月、福岡県の運転免許試験場で、安全教習ビデオの冒頭に、わいせつ映像が講習者らの前で2、3秒間映し出された。センターの男性講師が私物のAV上に教習ビデオをダビング。中身を確認しないまま上映したところ、アダルト映像が残っていたという。

2008/06/01(日) カレーは飲み物…ウガンダ・トラさん死去
元ビジーフォーのメンバーで、デブキャラタレントの先駆けとして知られるウガンダ・トラさんが5月31日午前5時30分、東京都内の病院で亡くなった。55歳だった。死因は不明。公称体重115キロのウガンダさんには糖尿病や肝臓などに持病があったが、先月10日に足元がおぼつかない状態のため入院、治療を続けていた。葬儀は親しい関係者のみで、密葬で行う。
 ウガンダさんは東京・六本木の生まれ。芸名のウガンダはウガンダ共和国のイディ・アミン大統領と似ていたことから。ジャズドラマーだった父親の影響を受け音楽の世界に。10代のころソウルミュージックの草分けスリーチアーズ・アンド・コングラッツレイションズのドラムス担当として活動。77年には、グッチ裕三(56)モト冬樹(57)らとビジーフォーを結成、ものまねやコミックソングで人気を得た。
 83年のビジーフォー解散後は、ソロで活動。フジテレビ系「オレたちひょうきん族」などに、その巨漢を生かして出演。のちに続くデブキャラタレントの先駆けとなり石塚英彦、内山信二らに尊敬された。当時、カレーライスを食べるスピードが速いことを指摘されると「カレーライスは飲み物」と答えて笑いを取り、デブキャラに伝わる名言とされている。
 本業の他にも、得意の料理の腕前を生かして、東京・大久保で「やきとり うがちゃん」を経営。ウガンダさん自ら調理場に立ち、接客もした。94年には客としてきた15歳年下の悦代夫人に一目ぼれして、結婚した。粋人で料理の他にも釣り、ゴルフ、スキューバダイビングなど趣味も幅広く、多くの人から愛されていた。


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