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2008/06/27(金)
火災 2人死亡 母死亡後に息子自殺か 東京・江戸川
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27日午後11時半ごろ、東京都江戸川区東松本1の無職、小口美子さん(79)方から出火、木造2階建て住宅約66平方メートルを全焼した。小口さんと長男の無職、謙一さん(49)が病院に運ばれたが、死亡が確認された。小口さんは死後2〜3日経過しており、謙一さんは手や首に刃物による傷が十数カ所あった。警視庁小岩署は、小口さんが何らかの原因で死亡した後、謙一さんが自殺を図り火をつけたとみている。
調べでは、小口さんは1階の居間で見つかり、目立った外傷はなかった。謙一さんは1階奥の和室で見つかった。手や首に刃物によるとみられる浅い傷があり、近くの浴室に包丁があった。浴槽には水が張られ、血痕があった。和室の燃え方が激しく、死因は失血死か一酸化炭素中毒とみられる。
近所の人によると、今年1月に小口さんの夫が病死し、その後、謙一さんは仕事を辞めて2人で暮らしていた。近くの60代の主婦は「社交的で大黒柱だったご主人が亡くなって、2人ともショックを受けていた。将来を悲観したのだろうか」と話していた。現場はJR小岩駅から南に約1.5キロ離れた住宅街。
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