|
2008/06/02(月)
動物園でAV上映!遠足の小学生仰天の2秒間
|
|
|
北九州市小倉北区の市立動物園「到津(いとうづ)の森公園」で2日、遠足で訪れた小学2年生32人に動物の表情などをスライド画像で見せている途中、誤ってアダルトビデオ(AV)の映像を流す不手際があった。児童らに動揺はなかったようだが、問題の映像にはモザイクなしの「そのものズバリ」のシーンが映っていたという。
動物園を運営する北九州市都市整備公社によると、まさかの「AV授業」は、2日午前11時半ごろ、園内の会議室で行われたという。
遠足の小学2年生32人の前で、公社の男性嘱託職員(31)がパソコンを使って動物のスライドを映写。キリンに象、シマウマ、ロバ、ライオン、虎、オウム…など15枚の動物画像が映し出された後、ラストを飾ったのはなぜか「人間」だった。うごめく男女。音声こそないもののモザイクもなし。気づいた職員が慌てて映像を止めたが、約2秒間、児童らの前で“裏モノ”が流れてしまった。男女の顔は映っていなかったが、映ってはいけない“モノ”が映っていたという。
その場には2人の女性教諭が同席しており、学校に戻った後、校長に報告。校長が公社側に抗議し、事態が発覚した。
この日は備品のパソコンが故障したため、職員が私物を持参。ハードディスクにスライド用の動物画像を記録したが、同じファイルにわいせつなビデオ映像が残っていたという。職員はインターネット上のアダルトサイトで動画をダウンロードしたようだ。職員は「消したと思い忘れていた。大変申し訳ない」などと話しているという。ちなみに「児童らには動揺はなかった」と公社側は主張している。
この日は遠足で3クラス93人の小学2年生が午前10時から来園。学習プログラムのテーマは「動物の赤ちゃん」。動物を見学する前には、会議室で動物の出産シーンなどの動画も見せていたという。問題のスライドショーは、動物見学後に早く戻ったクラスの待機中に見せていたものだった。
岩野俊郎園長は「あってはならないことで、再発防止に全力で取り組む」と陳謝。公社では職員を厳重注意し、処分を検討する。
最近の類似事件としては06年2月、福岡県の運転免許試験場で、安全教習ビデオの冒頭に、わいせつ映像が講習者らの前で2、3秒間映し出された。センターの男性講師が私物のAV上に教習ビデオをダビング。中身を確認しないまま上映したところ、アダルト映像が残っていたという。
|
|
|