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2008/05/31(土)
のこぎりと包丁押収 東京・江東の女性不明、凶器特定急ぐ
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東京都江東区のマンションで会社員の東城瑠理香さん(23)が行方不明になった事件で、暴行目的で東城さん宅に押し入った2軒隣の星島貴徳容疑者(33)=住居侵入容疑で逮捕=の自宅から包丁数本とのこぎりが押収されていたことが31日、分かった。警視庁深川署捜査本部は、押収した刃物に血液が付着していないか鑑定するほか、下水道で発見した骨片の切断面と照合し、凶器の特定を急いでいる。
調べでは、星島容疑者は東城さんを殺害、遺体を切断したことを認め、「通報で警察が捜査を始め騒ぎになったので、包丁で刺し殺した」「遺体を細かく切断し、トイレに流して捨てた」などと供述している。
また東城さん宅に押し入った際、激しく抵抗されたため、「台所の包丁を取り、脅しながら自室に引き込んだ」とも供述。この包丁は「事件後に捨てた」と説明しているという。
また、マンション近くの下水道で発見した人骨とみられる骨片は、東城さんの遺体の一部とみて、正式に司法解剖の手続きを取って鑑定を進めている。
骨は完全な形でないことから、何らかの方法で切断された可能性が高く、押収した刃物と切断面の照合を進める方針。
星島容疑者は事件の数日前から暴行を計画していたといい、捜査本部では、抵抗されることを想定し、事前に包丁やのこぎりを準備していた可能性もあるとみて、星島容疑者を追及している。
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