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2008/04/07(月)
はるみの“夫”所属事務所社長・中村一好さん、首つり自殺
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はるみ、ショック! 歌手、都はるみ(60)の公私にわたるパートナーで所属事務所代表の中村一好氏(60)が今月4日に東京都港区の自宅マンションで自殺していたことが7日、分かった。今年還暦を迎えたはるみはデビュー45周年と節目の年だが、大きな悲しみに見舞われた。
デビュー45周年の節目の年に、最愛のパートナーとの別れ。中村氏は4月4日午後1時40分ごろ、港区の自宅マンションで健康器具にロープをかけて首をつっているのを所属事務所の社員が発見。警視庁麻布署が検視し、4日未明に自殺したと断定した。葬儀・告別式はすでに密葬で営まれたという。遺書や動機などについては明かされていない。関係者は「はるみはショックで寝込んでおり、話ができない状態」と話した。
はるみは24年ぶりの座長公演となる「好きになった人」の東京公演を先月20日まで新宿コマ劇場で開催。その際もはるみと一緒に会場入りするなど、仲むつまじい関係を維持していた。
中村氏は、レコード会社のディレクターとして石川さゆりの「天城越え」などを担当。はるみの担当だった昭和58年3月、はるみとの交際が報じられた。中村氏には妻子がいたが、「交際は55年からで、離婚できないままはるみとの同棲生活を続けていた」(同)という。59年に引退したはるみが、62年に音楽プロデューサーとして復帰したときにもディレクターとして参加。平成元年、はるみの個人事務所の社長に就任、はるみの音楽活動をサポートし続けた。音楽プロデューサーとしても、はるみのコンサートの演出を担当。「好きに−」の第2部「都はるみ熱唱2008」の構成・演出も手がけるなど、はるみと二人三脚の活動を続けた。
3月の公演の際、サンケイスポーツ記者の前に現れた中村氏は特にやつれた様子はなく表情もにこやかで、自殺を予感させるものは何もなかった。同20日の千秋楽には長年、現場マネジャーと営業を務めていたスタッフが半年間の闘病の末に亡くなっていたことが伝えられたばかり。ただ、別の関係者は「彼の死と、今回の自殺に因果関係はないだろう」としている。はるみは16日に高松市の香川県県民ホールで公演を行う予定。
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