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2008/04/24(木)
交差点事故 衝突の乗用車が歩道に…1人重体、5人重軽傷
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24日午前8時45分ごろ、東京都大田区東六郷2の国道15号(第一京浜)交差点で、直進してきた乗用車が右折中の2トントラックと衝突、弾みで歩道に乗り上げ、通行人6人を次々とはねた後、三井住友銀行六郷支店の自動ドアに突っ込んで止まった。警視庁蒲田署によると、大田区のホームヘルパーの女性(50)が意識不明の重体になったほか、男性(23)と38〜61歳の女性3人の計4人が重傷。別の男性(34)が軽傷。
蒲田署はトラックを運転していた葛飾区細田5、建設会社社員、康貴三容疑者(59)と乗用車を運転していた大田区大森西5、会社員、内山寛之容疑者(28)を自動車運転過失傷害容疑などで現行犯逮捕した。内山容疑者も軽傷。両容疑者とも「相手に気付いていたが、ぶつからないと思った」と供述している。車が突っ込んだ銀行支店は営業開始前で、正面玄関の自動ドアが破損した。
衝突の瞬間を目撃した近くの土木作業員の男性(60)は「乗用車は60〜70キロほどのスピードで交差点に侵入し、ブレーキ音もないままトラックと衝突した。1メートルほど浮き上がり、銀行に向かって通行人をなぎ倒していった」と話した。近くの金融機関の男性は「爆発のような音で駆けつけたら4人が歩道で倒れていた。3人は呼びかけに応じず、1人は右足に大けがをしていた」と話した。
近くにある松下電器健康保険組合松下東京健康管理センターの医師や看護師ら10人が事故現場に駆けつけ、負傷者を手当てした。現場は京急本線雑色(ぞうしき)駅から東に約100メートルの国道沿い。片側2車線で見通しのよい直線道路。
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