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2008/04/18(金)
行方不明 都内の20歳代女性 財布なくマンションに血痕
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18日午後9時15分ごろ、東京都江東区潮見2のマンション9階に住む会社員女性から「同居する妹がいなくなった」と110番があった。行方が分からなくなったのは都内の会社に勤める20歳代の女性で、玄関と室内に微量の血痕があり、財布の入ったバッグが見当たらないことなどから、警視庁捜査1課と深川署は、事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査を始めた。
捜査1課によると、女性は姉と2人暮らし。18日午後7時半ごろ「今自宅に着いたよ」と姉の携帯電話にメール送信したことが確認されている。午後8時45分ごろに姉が帰宅した際には、玄関の鍵は開いており、部屋の電気もついたままだったが、既に女性の姿はなかったという。
調べでは、玄関脇の壁に微量の血痕があり、室内にも血の跡があった。女性の靴はそろえた状態で玄関に残っていたが、財布などが入っていたバッグは見当たらないという。また、女性のピアスが玄関に1個、外側の廊下に1個落ちていた。女性の携帯電話は、電源が入っていない状態という。
マンションのエレベーターには防犯カメラがあり、午後7時半ごろ、女性が1人で乗り込んだことが確認されているが、エレベーターで降りる姿は映っていないという。また、ノーネクタイで短髪の40代ぐらいの男が女性が乗り込んだ直後にエレベーターに乗り込む映像が残されていたとされ、捜査1課が関連を調べている。
現場はJR京葉線の潮見駅から約250メートル南で、東京湾に近く、付近には工場などが建ち並ぶ。マンションは賃貸でオートロック式の鉄筋コンクリート9階建て。今年2月から入居が始まった。部屋はほとんどが約22平方メートルのワンルームで約150世帯が住んでいる。
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