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2008/04/14(月)
足掛け9年!『相棒』の水谷・寺脇コンビが銀幕進出に感無量
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水谷豊と寺脇康文のコンビによる人気テレビドラマ・シリーズの初の映画化となる『相棒−劇場版−』の完成披露試写会が14日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
2000年にテレビ朝日の2時間ドラマとして産声をあげ、以降、07年10月〜08年3月放送のシーズン6まで制作されているロングヒット・ドラマ。待望の映画化では、警視庁の窓際・特命係の2人が、不可解な連続猟奇殺人事件に端を発する、東京全体を揺るがす犯行予告の謎に挑む。
上映前に六本木ヒルズ・アリーナで行われた完成イベントには、水谷、寺脇をはじめ鈴木砂羽、高樹沙耶ら出演者はパトカーに乗って入場。約700人のファンの大声援に迎えられた水谷は、「これほど華々しいのは、俳優になって初めてかもしれない」と感無量の面持ちだ。
ファンと一緒に完成を祝う 『逃がれの街』以来、実に25年ぶりの映画出演。不安やかっとうもあったそうだが、「完成品を見て時間は関係ない、作品のなかに自分がいることが大事だと感じた。皆さんの熱い声援を受け、25年ぶりの映画が『相棒』で良かった。見る方を裏切らない自信はある」と豪語した。
2時間ドラマも手がけた和泉聖治監督によれば、当時から「いつかは映画に」の思いがスタッフ、キャストにあったという。「ファンの声が原動力になって、ここまでこれた」と、自身も6年ぶりの劇場映画に手応え十分の様子だ。
水谷はあらためて、「エンタテインメントと社会性、そしてキャラクター・ドラマの3つがそろった珍しい作品。どの角度からでも楽しめます」と、ドラマのファン層以外にもアピール。寺脇も、詰めかけたファンに向け「皆さんは運命共同体。『相棒』を広める宣伝部員です。まずはこの1本を大ヒットさせれば…それからです」と続編への期待も口にした。
5月1日(木)、全国の東映系で公開される。
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