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2008/04/12(土)
倖田來未、72日ぶり涙の復帰!6500人が「おかえり!」
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1月末にラジオの深夜番組で「35歳になると羊水が腐る」と失言し活動を自粛していた歌手、倖田來未(25)が12日、静岡県袋井市の静岡エコパアリーナで全国ツアーをスタート、72日ぶりに復帰した。約6500人のファンの前で改めて謝罪した倖田は「待ってくださるファンの方がいるなら歌わせていただきたい。改めて倖田來未で良かったと思う」と涙ながらに語った。
「これからも皆さんが待っていただけるなら歌っていきたい。すごくつらかったけど、皆さんの声援のおかげで改めて倖田來未で良かったと思う」
ラストの「walk」を歌う直前。何度も涙をぬぐいながら倖田は、素直な思いを語った。
ファンの前に登場するのは、1月31日の新アルバム「Kingdom」のPRイベント以来、72日ぶり。やせてほおはシャープになったが、瞳には再出発にかける熱い思いが宿っていた。
1月29日深夜のニッポン放送「オールナイトニッポン」で、「35歳になると羊水が腐ってくる」と失言し2月1日にHPで謝罪。さらに同7日にニュース番組で再謝罪。その後は自宅にこもり、所属事務所などに寄せられた数百件に及ぶ厳しい意見に目を通した。思い悩んで食事ものどを通らなかったが、ファンからの激励メールや手紙が立ち直るきっかけを与えてくれた。
ステージから「取り返しのつかないことをした。自分はいる価値ないのかな、とも考えました」と後悔の日々を送ったことも告白。活動自粛中はライブDVDを見たり、演出や作詞を考えたりとできることを前向きにこなし、3月からはツアーのリハーサルを開始。歌える喜びを改めて実感したという。
開演前には、黒いコート姿で1人でステージに現れ「多くのご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と陳謝。ファンから「くぅちゃん、おかえり!!」などと次々と声援が送られると「倖田來未頑張ります。よろしくお願いします」と力強く再起を誓った。
その後のライブでは激しいパフォーマンスを披露し、「King−」の収録曲「秘密」など22曲を熱唱。胸元が露わになったセクシー衣装など5変化でも魅せた。
終演後は緊張の糸がとぎれたのか、楽屋に戻ってスタッフらの前で号泣したという。会場から去る際、報道陣に「また皆さんの前で歌えるのが幸せです。今後も頑張って歌っていきたい」と宣言した倖田。まっすぐな目で、新しいスタートを見据えていた。
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