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2008/03/24(月)
<遊園地事故>回転式ブランコの天井降下、職員死亡 愛知
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24日午後2時55分ごろ、愛知県長久手町の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内の遊園地「ファミリー愛ランド」で、運営会社「泉陽興業」社員の男性が回転式ブランコ「ファミリースインガー」を点検中、ブランコをつるす直径8メートルの円盤形の天井が突然降下した。男性は天井を支える円筒形の支柱(直径約1.5メートル)内で作業していたため、降下してきた内部構造物に挟まれて死亡した。
県警愛知署は同社犬山営業所の三浦誠さん(46)とみて身元を確認している。男性は同僚と午前11時ごろから月1回の定期点検を行っていたという。
愛知県によると、回転式ブランコは定員32人のイタリア製で、万博開催中から稼働。天井部分が支柱内部の油圧装置で高さ約6.4〜7.6メートルの間で上下に動く構造で、客が支柱内に入ることは通常ない。同社は25日以降、所有する回転式ブランコなど3種の遊具の営業を当面休止して安全点検を行う。
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