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2008/12/24(水)
飯島愛さん衝撃死 36歳、病死?自殺?
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元タレントの飯島愛さん(36)=本名大久保松恵=が東京・渋谷区の自宅マンションで亡くなっていたことが24日、明らかになった。数日間、連絡が取れず心配した知人女性が自宅を訪ねて、リビングで倒れている飯島さんを発見した。警視庁渋谷署では、病死か自殺とみて、25日に解剖し、詳しい死因を調べる。飯島さんは売れっ子タレントだった昨年3月、持病の悪化を理由に突然、芸能界から引退。最近は公式ブログで、円形脱毛症を告白するなど、体調不安や、不安定な精神状態をのぞかせていた。 ◇ ◇ クリスマスイブ、芸能界に届いたのは、飯島愛さんの突然のふ報だった。 飯島さんと数日間連絡がとれないことを不審に思った知人女性が24日午後、飯島さんの自宅マンションを訪ね、管理人にカギをあけてもらうと、普段着のままリビングの床にうつぶせで倒れている飯島さんの姿があった。外傷はなかった。 119番通報で午後3時15分、渋谷消防署員が駆け付け死亡を確認。警視庁渋谷署の調べでは、事件性はなく、自殺と病死の両面から調べている。きょう25日に行われる行政解剖で、詳しい死因が判明するとみられる。 飯島さんは昨年3月に芸能界を引退。レギュラー出演していたTBS系「サンデージャポン」の中で「病気になった時にいろいろ考えました。身を削ってタレントを続けていくのは限界があります。若い子もたくさん出てくるし…。私はそんなに強い女性じゃないから」などと引退を決めた理由を語っていた。 飯島さんが引退直前まで所属していたワタナベ・エンタテインメントは「10日ほど前に新しいビジネスを始めようと思うけど、今度会ってほしいと連絡があった。前向きに話していただけにショックです」とコメント。将来に視線を向けていた様子を明かしている。 飯島さんは1992年にAV女優としてデビュー。その後、タレントに転身し、バラエティー番組を中心に歯に衣(きぬ)着せぬトークで活躍した。 しかし、07年3月、持病の腎盂(じんう)炎が悪化したことを理由に、突如、芸能界からの引退を発表。以後は、公式ブログ「ポルノホスピタル」で、自ら「セレブニート」と称する日々が続き、12月5日の書き込みが最後となったブログでも、体調不良や精神的に不安定な様子をのぞかせていた。 11月24日には円形脱毛症になったことを明かし、右耳上にできた“10円ハゲ”を写真入りで披露した。9月には一度、年内の更新を休むと宣言しながら、約1カ月後に更新を再開。最近では「寂しい」と連続してつづり、一方で、タレント時代から盛んに行っていたエイズ予防の啓発活動もブログ上で展開。死の直前までエイズウイルス(HIV)検査を勧めていた。 アダルトビデオから、グラビア、バラエティー、コメンテーター、作家までこなした希代のマルチタレント、飯島愛。36歳での早過ぎる死は、あまりに悲しく寂しいものとなった。
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