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2008/12/19(金)
森進一、紅白で解禁!「おふくろさん」
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歌手、森進一(61)が大みそかのNHK「紅白歌合戦」で「おふくろさん」を歌うことが19日、正式に発表された。06年紅白でのセリフ付き歌唱が発端で作詞家の故川内康範氏とトラブルになったが、今年11月に和解。同局側は「今年の紅白で騒動に幕を引く形にしたい」。天国の川内氏に向けた涙の絶唱で晴れて“解禁”となる。
因縁の舞台で“ケジメ”の「おふくろさん」!!
NHKはこの日、紅白の全曲目を発表。森は2年ぶりの同曲歌唱が決まった。紅白で歌うのは7回目。鳥羽一郎(56)の「兄弟船」と並び史上最多記録だ。歌唱解禁とWの記念すべきステージとなる。
「06年の紅白が発端で騒動が起きた。今年の紅白できちんと騒動に幕を引く形にしたい」。紅白担当の石原真チーフプロデューサー(CP)はキッパリ言い切った。
06年紅白で川内氏に無断で冒頭にセリフを入れ、川内氏が激怒し歌唱禁止を宣言した。川内氏は今年4月に死去(享年88)。11月に森側と川内氏遺族の間で和解が成立したため、NHK側が森に同曲歌唱を打診し、森が快諾したという。
石原CPは「この曲を歌えないのは寂しいことだし、みんなが聴きたい曲。紅白は多くの人に見てもらえる」と、解禁の場にふさわしいことを強調。騒動について「当日きちんと説明せざるを得ない」とし、森自身が歌唱前に川内氏への謝罪など何らかのメッセージを発する演出もありうる。
森はこの日、「一年の締めくくりともいえるステージで、愛する『おふくろさん』を唄わせていただけることをありがたく思っています。この曲に託された川内康範先生の思いをあらためて胸に深く刻み、心を込めて唄わせていただきます」と文書でコメント。当然、川内氏の意向を尊重しセリフなしの歌唱となる。
紅白全体としては「人の絆を感じさせる演出をしたい」と石原CP。注目の“トリ”が誰になるかは「決まっていない」としたが、母親への思いを歌い上げる同曲は今年の紅白のテーマ「絆」と合致するだけに有力候補に浮上!? 紅白の歴史に残る絶唱となることは間違いない。
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