|
2007/09/15(土)
殺人 頭殴られ37歳女性死亡、長女も重傷 北海道蘭越
|
|
|
15日午前7時40分ごろ、北海道後志管内蘭越(らんこし)町旭台の工事現場の土捨て場で、女性が倒れているのを工事作業員の男性が見つけ、110番した。倶知安署員が駆けつけると、女性が頭から血を流して死亡していた。近くにいた女児も頭から血を流して重傷。遺体や現場の状況などから女性は殺害され、女児も殺されそうになったとみて、北海道警捜査1課と同署は同日夜、殺人と同未遂事件として捜査本部を設置した。 調べでは、現場に残されていた女性の所持品などから、殺害されたのは札幌市豊平区平岸の無職女性(37)で、女児は女性の長女(7)とみられる。女性と女児はアパートで2人暮らし。捜査本部が身元の最終確認を進めている。 女性は頭9カ所を陥没するほど強く殴られていた。女児も頭2、3カ所を殴られ骨折しており、病院に搬送されたが命に別条はない。女児は発見当時、女性の横に立って錯乱状態で泣いていたという。 女性が靴を履いていることから、車で連れて来られて殺害されたとみられる。凶器は残されておらず、女性の所持品は診察券だけで遺体のそばに落ちていた。死亡推定時刻は同日午前4時ごろで、死因は脳挫傷とみられる。16日に司法解剖する。 発見現場は札幌市から南西へ約80キロ、道道66号から西に約1.7キロ入った山林内で民家がなく、交通量も少ない。捜査本部は女性がトラブルに巻き込まれていなかったかなどを調べている。
|
|
|
|