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2007/08/23(木) 中華機炎上 燃料タンクに穴 事故調 ボルトずれ、破る
那覇空港で中華航空のボーイング737−800型機が炎上した事故で、事故機の右主翼内の燃料タンクに穴が開いていたことが23日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。離着陸時に使う翼前面のスラット(高揚力装置)のボルトがずれ、タンクの壁を突き破っていた。この穴から流出した燃料が大量に流れ落ち、エンジンの熱で発火したとみられる。機体メーカーの米ボーイング社は2005年、これと似たトラブルで燃料漏れが起きたとして、航空会社に点検を求めていた。

 スラットはアームと呼ばれる部品で支えられ、離着陸時に主翼から前方向に突き出す仕組みになっている。事故調が右主翼内部を点検口から調べたところ、アームの端に取り付けられていた長さ数センチのボルトがはずれかけ、ボルトは燃料タンク内部に達していた。ナットの所在は不明という。

 事故調は、事故機が那覇空港に着陸し、誘導路を駐機場へ走行しながらスラットを格納した際、ボルトが押し込まれてタンクを突き破ったとみている。

 タンクの穴は直径2〜3センチで、当初調査の焦点となっていたパイロン(エンジンつり下げ部分)に近い位置。パイロン内部の配管に損傷は見つからなかった。

 これを受けて国土交通省は、同系列機を運航する日本航空インターナショナル、スカイマーク、エアーニッポンの国内3社にボルトの取り付け状態を確認するよう耐空性改善通報(TCD)を出した。これを受けて各社は同日深夜、燃料管と接する両主翼の一番内側のスラットの点検を急いだ。

 航空関係者によると、米ボーイング社製の機体でスラットからナットが外れるトラブルは過去に2件あり、うち1件で今回と同様にタンクが破れ、燃料が漏れた。このため同社は2005年12月、各国の航空会社にナットの点検を勧める文書を送付していた。

 中華航空機は20日、那覇空港の駐機場に停止直後、右エンジンから出火。乗客乗員165人全員が機外へ脱出後、左主翼のタンクに引火して爆発、炎上した。


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