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2007/06/24(日)
4000人がカウントダウン、東京タワー消灯
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「午後8時ちょうどをお知らせします。ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」117の時報とともに、東京のシンボル、東京タワーのライトアップが消えた。
「電気を消し、ロウソクの光だけでスローな夜を過ごそう」と、呼びかけるイベント『100万人のキャンドルナイト』が6月22日から24日の3日間、全国各地で行われた。
同イベントは2003年にスタート。環境保護団体の大地を守る会(本部・東京都港区)などのNGOが中心になり、環境省の『CO2削減ライトダウンキャンペーン』とも連携して、地球環境や省エネについて考えることを目的とした消灯運動だ。
今年は、全国で約6万3000箇所の施設が消灯、約900のイベントが開催された。
東京都港区の芝公園では6月24日に『東京八百夜灯2007』と題したイベントが開かれ、あいにくの雨模様にもかかわらず、約4000人が参加。20時の東京タワーの消灯を声を揃えてカウントダウンした。会場内に用意された約500個のキャンドルは雨でほとんど灯らなかったが、来場者の多くはキャンドルを持参。揺らめく光を楽しみながら、アコースティックライブや絵本の朗読などに耳を傾けていた。
東京タワーの消灯から1時間後には、韓国のNソウルタワーも消灯。太陽光発電によるLEDビジョンで、その模様もライブ中継された。
イベントでは、シンガー・ソングライターの加藤登紀子の娘で、歌手のYaeによるミニライブ(ギタリストの越田太郎丸が共演)、木原健太郎(ピアノ)と宮崎隆睦(サックス)のセッション、ピアノ演奏と能楽師、山井綱雄のコラボレーション、女優の中嶋朋子による絵本の朗読、歌手の原田真二とゴスペルグループ、VOJA(ボイスオブジャパン)によるコンサートが行われた。
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