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2007/02/28(水)
マクドナルド、英皇太子の「マック禁止」発言に不快感
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ハンバーガーチェーンのマクドナルド<MCD.N>は28日、健康を考えるならマクドナルドを禁止にすべきとしたチャールズ英皇太子の発言に不快感を表明した。 チャールズ皇太子は今週、アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるロンドン大学インペリアルカレッジ糖尿病センターを訪問した際、同センターの栄養士らに対し、マクドナルドを禁止すべきだとの考えを述べていた。 これに対し、英国マクドナルドのスポークスマン、ニック・ヒンドル氏は「ウェールズ公(チャールズ皇太子)のコメントはアドリブ的な発言とみられ、われわれの考えでは、当社のメニューや当社のビジネスとしての位置付けをよく考えたものではない」と述べた。 一方、チャールズ皇太子の広報担当者は「子供たちがバラエティ豊かな食事を楽しみ、特定の食品ばかりに依存しないことの必要性を強調したものです」としている。 自身も有機菜園を運営するチャールズ皇太子は、オーガニック食品に力を入れていることでも知られている。 ただマクドナルド側は、フルーツやサラダ、有機ミルクの導入といった同社のメニュー拡充への取り組みを皇太子が明らかに見落としていると話している。
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