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2006/07/26(水)
アンガールズ100キロマラソン挑戦
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体脂肪率10%前後という貧弱体型のお笑いコンビ、アンガールズが今年の「24時間テレビ」(日本テレビ系、8月26〜27日)で、無謀にも100キロマラソンに挑むことが発表された。26日、東京・日枝神社で成功祈願を行ったが「ここ3日は筋トレやってます。大丈夫…多分…」と早くも弱気。トレーナーも「筋肉がなさすぎる」と頭を抱える。93年以来、挑戦者は13年連続で完走しているが、今年はその記録が途絶える?! B82−W66−H92、B80・5−W67・5−H86(いずれもセンチ)。女性の3サイズではない。前者が田中卓志(30)で、後者が山根良顕(30)。男として貧弱すぎる2人が、24時間100キロマラソンに挑戦することになった。 歴代ランナーのトレーニングを指導してきた坂本雄次トレーナーによると、練習は今月初めにやっとスタート。これまでの走者は5月半ばまでには始めており、この時点で出遅れ。その上「走ったのはまだ10キロちょっと。その前に、筋(肉)量が少なすぎるんで、そっちを先に」(坂本氏)と、走る練習以前の段階だという。 腹筋や背筋に力がないと姿勢が保てず長距離を走り抜くことができないため、腹筋、背筋、スクワット、臀(でん)筋を鍛え、ケガ予防のストレッチが中心のメニューを1回2時間こなしている。坂本氏は昨年の最高齢走者、丸山和也弁護士(当時59)には発表時点で完走を保証していたが、今回は完走予想を聞かれても、言葉を濁し、困った顔を隠さなかった。 あとは精神力に頼むしかない状況だが、田中は「史上最弱とか言われますが、自信はあります。多分…」。山根にいたっては「いまだにドッキリであればいいなと。でも、ここ3日間は(自宅で)筋トレやってるんで、20回3セットをずるしてできるようになった。でも連続は無理です」となんとも頼りない。 あげくに、田中が「山根は(トレーニングの)腹筋で必ず脱落する」と弱点を暴露。山根も「お前、疲れると顔がきもい」と応酬する始末だ。今年の番組テーマが「絆(きずな)」のため、コンビでのマラソン挑戦となったのだが、この点でも使命を果たせるかは、未知数。どこまでも不安が高まる2人だった。
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