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2006/07/21(金) オールスター 全セが3−1で全パに逆転勝ち 第1戦
プロ野球の2006サンヨーオールスターゲーム第1戦は21日、神宮球場で行われ、全セが青木、岩村のヤクルト・コンビの本塁打などで逆転勝ちし、昨年から3連勝。対戦成績を64勝73敗8引き分けとした。最優秀選手(MVP)には勝ち越しソロなど2安打の青木が選ばれた。
 第2戦は22日、サンマリンスタジアム宮崎で、全セは内海(巨人)、全パは斉藤(ソフトバンク)の先発で行われる。
 ○全セ3−1全パ●
 全セの地元・ヤクルトコンビが活躍した。1点を追う二回に、四球で歩いた金本を李承スプが右中間二塁打で還して同点。三回に青木が右越えに勝ち越し本塁打、六回に岩村がバックスクリーンにアーチをかけた。全パは二回、里崎のソロで先制したがそこまで。一発を狙った大振りが目立ち、全セの技巧派、剛球派をとりまぜた投手陣の好投に屈した。
◇最後の球宴をファンの脳裏に…新庄
 「お祭り」を「お祭り」らしく盛り上げた。最後の球宴に臨む姿を、新庄はファンの脳裏に刻み込みたかったのだろう。
 仕込みは怠らなかった。虹色に染めた「レインボー・バット」に野ウサギをイメージしたスパイク。そして、第1打席の川上の暴投も偶然ではない。新庄が明かした。「事前に電話して打診したら、ああいうことをしてくれて。うれしかった」
 暴投の直後、まくり上げたユニホームの下から現れたのは、小さな電光掲示板が付いたベルト。「NEVER MIND WHATEVER I DO. FAN IS MY TREASURE(何をしようと、構わないで。ファンは僕の宝物)」。約3カ月前に作製を依頼したというベルトに流れたメッセージは、派手なパフォーマンスが反発を招こうが、ファンの喜ぶ姿が見たい、という強烈なアピールにほかならない。
 球界のエンターテイナーはもちろん、プレーでもきっちりとファンを喜ばせる。川上からは左翼線二塁打。七回の二岡の浅いライナーへのダイビング・キャッチも見事だった。狙うと言っていた「MBP(最も『爆笑』を取る選手)」は間違いなく獲得。それだけでなく、公式の優秀選手にも輝いた。
 帰り際、スタンド最前列にいた11歳の少年に、ベルトをプレゼントした。「本当はヤクルトファンだけど、新庄さんのファンになりそう」。どこまでも、人を引きつける男は、こうも言う。「22日は、地元の九州だから。期待してほしい」。最後の球宴の最後になる試合。仕掛けは、幕が開いてからのお楽しみだそうだ。

○…全パ先発の西武・松坂は、2回で投げた34球のうち真っすぐが32球と、直球勝負に徹した。150キロ台が26球、この日の最速は154キロをマークし、本人も「最近ないくらい、珍しく腕が振れていた」と満足そう。ただ、期待されていた三振は、一回に変化球で仕留めた岩村から奪った1個だけ。「もっと変化球を投げても良かった」とも。賞は逃したが、新庄が使って折れた虹色のバットを手に入れて「楽しめました。イチローさんのバットと一緒に家に飾ります」とご機嫌だった。
 ○…本塁打を含む4打数2安打、1打点の活躍で最優秀選手(MVP)に選ばれたヤクルトの青木。本拠地での球宴だけに「全打席で本塁打を狙っていた。いつもやらないようなプレーをしようと思っていた」。普段はミートを心がけた打撃が目立つが、三回の第2打席、吉井の直球を思いっ切り引っ張り、右翼席に運んだ。一回には右前打で出塁すると、二盗に成功。三回の守備では、新庄の飛球を取り損なう失策をしたが、しっかりと名誉をばん回。22日の第2戦は出身地の宮崎で開催される。プロ3年目の24歳は「明日もMVPを狙います」と宣言していた。
 ○…「ハマの番長」こと横浜の三浦が、「球界の番長」清原(オリックス)と対決。追い込んでから最後は146キロの直球で見事、空振り三振に仕留めたが、三浦はマウンド上で帽子をとって謝罪のポーズ。「最後の球はもう少しストライクゾーンに入れば。申し訳なくて」と苦笑いだった。もっとも、投球の方は二回を投げて無安打と好投。横浜のエースの名に恥じない力投で存在感を見せつけた。
○…四回にヤクルトの兼任監督、古田が代打で登場。パの2番手、オリックス・吉井との“不惑対決”が実現した。かつてはヤクルトでバッテリーを組んだこともある二人の勝負は、41歳・吉井が138キロの直球で40歳・古田を投ゴロに打ち取った。よほどうれしかったか、吉井はボールをベンチに持ち帰った。一方、敗れた古田も「この年になって同級生と戦えるのはうれしい。(吉井は)ボールも生きているし、まだまだいけますよ」とニコニコ。そして「次は涌井君(西武)と20歳差対決がしたいな」。
 ○…広島のベースボール・ドッグ「ミッキー」がオールスターデビューを果たした。五回にボールの入ったかごをくわえ、吉本球審に届けた。スタンドはほぼ満員で大歓声で迎えられたが、興奮してほえたりもせず、きちんと役目を果たした。
 ○…球宴最多本塁打(14本)まであと一本と迫っているオリックスの清原。4番指名打者で先発出場したが、中日・川上の前に二ゴロ、横浜・三浦には空振り三振と、いい所がなかった。「川上と三浦にやられた。きょうは完敗や」とセ・リーグを代表する両右腕の快投に舌を巻いた。2打席でベンチに退いたが、九回には三塁コーチとして登場、仁王立ちで阪神・藤川にプレッシャーをかける場面も。だが、目の前で藤川、そしてクルーンが自慢の速球を披露し、「速かった」。それが、闘志にも火を付けたのか、「明日も第1打席から行くよ」と2戦目の雪辱を期していた。


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