|
2006/07/20(木)
ジダン頭突き事件、両者に処分下る
|
|
|
FIFAは現地時間20日、2006年W杯決勝でフランス代表MFジネディーヌ・ジダンがイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに対して頭突きを見舞った件に関して、両者に処分を科すと発表。一方で、噂されていたジダンのW杯MVPはく奪という処分は下されなかった。
侮辱的な発言を受けたとして、暴力行為に及んだジダンに対しては、7500スイスフラン(約70万円)の罰金と国際試合3試合の出場停止処分が下されることに。ジダンに対して挑発する言動を投げかけたマテラッツィには5000スイスフラン(約47万円)と国際試合2試合の出場停止処分が科されることとなった。なお、ジダンはW杯後の現役引退をすでに表明しているため、FIFAのプログラムのもとで3日間の社会奉仕活動を行なうことになる。
また、マテラッツィが人種差別的な発言をしたとして様々な憶測を呼んだが、そのような事実はなかった模様。14日に事情聴取を受けたマテラッツィが主張するように、この日FIFAから事情聴取を受けたジダンも人種差別を受けたことを否定した。
■「欽ちゃん球団存続を」 応援団実行委が署名開始
タレントの萩本欽一さんが監督を務める野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の存続を求め、チームのつくば応援団実行委員会のメンバーら約20人が20日、茨城県つくば市内の駅周辺で署名活動を始めた。8月4日まで続け、順次球団側に渡す。 買い物途中の若い女性らを中心に続々と集まり、2時間で約850人が署名した。新妻貞夫副委員長は「球団の活動が茨城に根付いた矢先の出来事。もう少し頑張って続けてほしい」と厳しい表情で語った。 夫婦で署名した小田嶋一枝さん(32)は「昨日からテレビにくぎ付けです。欽ちゃんは全然悪くない。球団が存続したら是非試合を見に行きたい」と話した。
また、萩本欽一さん(65)は20日朝、テレビの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)に電話出演し「かわいい選手を一番悲しませちゃったのかもしれない。選手には野球をやってほしい。もう一度何か考えなきゃ」と話し、揺れる心境をのぞかせた。 萩本さんは19日に報道陣の取材を受け「大好きな野球だけど、やめることにしました」と話した。だが、一夜明けて、その時の気持ちを振り返り「とりあえずごめんなさいというのが、やめますって言っちゃって」と、思わず口にした決断であることを明らかにした。 「解散」を表明した後は、翻意を促す多くの電話やファクスが来たため、「何かとんでもないことしちゃったのかな(と感じた)。また頭痛くなって、わけわかんなくなった」と話し、何らかの形での活動継続に含みを残した。
|
|
|
|