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2006/06/20(火) 奈良3人焼死 高1長男が依然不明、行方捜す
奈良県田原本(たわらもと)町で医師、吉川元祥(もとよし)さん(47)方が全焼した火災で、県警田原本署は20日午後、焼け跡で見つかった3人の遺体は、▽吉川さんの妻で医師の民香(みんか)さん(38)▽二男祥貴(よしき)君(7)▽長女優民(ゆうみん)ちゃん(5)と断定した。21日に司法解剖して、詳しい死因を調べる。私立高校1年の長男(16)が行方不明になっており、吉川さんが捜索願を同署に出した。県警が行方を捜している。
 調べでは、3人は普段から2階で就寝。民香さんは優民ちゃんと、祥貴君は別の部屋だったらしい。また、20日早朝、火事に気付いた近所の人が家の中に入ろうとしたが、玄関は施錠され、勝手口も鍵がかかっていた。吉川さんは勤務先の病院で宿直勤務だった。
 長男は19日午後6時45分ごろ、剣道部の部活動を終えて下校。友人と近くの近鉄高の原駅で別れた。その後、同県大和郡山市内の英会話教室に出席し、同9時前に出たまま足取りが分からなくなっている。普段、携帯電話を所持しているが、連絡が取れないという。
 一方、長男が通う奈良市内の高校では20日、1年生を集めて臨時の学年集会を開催。校長が火災について説明し、長男の行方や火災前日までの様子について、「知っていることがあれば教えてほしい」と呼び掛けた。この後、以前から予定されていた学年保護者会があり、出席した父母らが黙とうし、亡くなった3人の冥福を祈った。
 吉川さんの自宅前には、地元の阪手西自治会が献花台を設置。訪れた人が、焼け崩れた家に向かい手を合わせていた。民香さんと同じ吹奏楽団のメンバーだった奈良市の会社員の男性(33)は「民香さんは穏やかで気遣いの出来る方だった」と話していた。

2006/06/19(月) 「かわいそうなジーコ」 イタリア紙
サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本−クロアチア戦について、19日付のイタリアのスポーツ紙コリエレ・デロ・スポルトは「かわいそうなジーコ」との書き出しで日本チームを酷評した。
 同紙はジーコ監督について「中村(俊輔選手)以外は才能のないチームの監督に当たってしまった。しかも最後の希望は母国との対戦にかかっている」とし、「母国ではペレに一番近かった人間にとって、この運命はひどい」と指摘した。
 ガゼッタ・デロ・スポルトも「攻撃の4人はシュートしようとしない。日本選手はゴール前20メートルで姿を消す」と評した。


■日本攻撃陣に辛口評価 ドイツ紙が報道

18日にクロアチアと0−0で引き分けた日本の攻撃陣に対し、19日付のドイツ紙は辛口の評価を下した。
 大衆紙ビルトは後半にFW柳沢が決定機を逃した場面について「元ドイツ監督のフェラー氏なら、ギプスをしてでも得点できた」との元西ドイツ代表リトバルスキー氏のコメントを紹介した。一方でPKを防ぐなど好守が目立ったGK川口には「何度も止めた英雄」と絶賛した。
 1が最も良いとされる6段階評価での選手評価では川口の「2」が最高で高原、加地、福西が「5」だった。
 ドイツのサッカー専門誌キッカーでは5段階評価でやはり川口が最高の「2」をマーク。柳沢、高原のFW2人とPKを与えた宮本が「5」と酷評された。また「中村をはじめ、MFはそろって攻撃力不足。ボールは持っていても、実際に生かせない」と断じた。


■中田選手らの健闘評価も クロアチア紙

サッカーのワールドカップ(W杯)で引き分けに終わった日本−クロアチア戦についてクロアチア各紙は19日、「400万人が失望」(ユタニ・リスト紙)などの大見出しで伝える一方、日本の中田英寿選手らの健闘を評価した。
 地元各紙はそろってクロアチア代表の出来の悪さを批判。
 日本代表については、スポルツケ・ノボスチ紙が、中心は中田選手だったと報道。ベチェルニ・リスト紙は「日本の中盤は素晴らしかった」と称賛する一方で、「問題は良いフォワードがいないこと」と指摘した。
 ビエスニク紙は、ジーコ監督の戦術を評価し、加地亮選手の名前を挙げて「青いサムライ」のカウンター攻撃は速く、危険だったとしたが、シュートの集中力と技術を欠いたと分析した。

2006/06/18(日) ドローじゃダメ!中田英激怒「勝てる試合をもう一度落とした」
W杯1次リーグ第10日(18日=日本時間同日、ドイツ・ニュルンベルク)痛恨の勝ち点1だ。日本代表は、クロアチア代表に0−0で引き分け。1次リーグ突破のために勝利が義務づけられた試合を勝ちきれず、“キング”MF中田英寿(29)=ボルトン=は「勝てる試合を落とした」と不満をぶちまけた。再三の好機を逸してのドロー劇で、決勝トーナメント進出のためには『王者ブラジルに勝利』が絶対条件という極めて困難な事態に。ジーコ・ジャパンの苦闘は続く−。

 ひざを抱え、ピッチに大の字に倒れ込んだ。手を引かれて立ち上がると、今度はペットボトルをたたきつけた。試合後の中田英の落胆と怒りが、事の重大さを物語っていた。決勝T進出のためには、勝ち点3が至上命令だった背水決戦。だが、得られた勝ち点は1。1次リーグF組最下位から抜け出せなかった。悔しかった。

 「非常に痛いマイナス2だと思う」

 海外W杯での日本の初勝ち点。しかし中田英は、プラス1ではなく勝ち点2を失ったと表現した。「勝てる試合をもう一度落としたな、という感じ。チャンスをちゃんと決められなかった。正直、勝てるチャンスは十分にあった。非常に残念です」。他選手から発せられた「望みをつないだ」という言葉は、口にしなかった。

 中田英は攻めた。前半36分、MF中村俊輔の横パスに走り込み、右足で25メートルミドルシュート。後半11分にもミドルを放って敵の肝を冷やした。前半21分にDF宮本が相手にPKを与えると、落ち込みかける宮本を大声で喚起、PKを止めたGK川口とは固く抱き合った。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれるにふさわしい活躍だった。

 しかし、ゴールを割れなかった。前半から攻め込み、後半6分にはFW柳沢がゴール前の絶好機を外す場面もあった。パス数は日本の421本に対し、クロアチアは338本。豪州戦で1点をリードしながら試合終了6分前から3失点したのに続き、「勝てる試合」を落とした。15日にはボン郊外の日本料理店で選手だけの決起集会を行い、「絶対勝つぞ!」の大合唱。結束は高まったが、同じ失敗を繰り返した。悔しさが倍加した。

 8年前のフランスW杯。第2戦で対戦したのがクロアチアだった。日本は0−1で1次リーグ敗退へと追い込まれた。当時、チーム最年少で先発ピッチに立ったのが中田英だった。あれから2920日。スタンドにはあの時の同僚も集結した。名波、相馬、井原…。雪辱の機が熟した舞台で、勝ちたかった。

 93年の米国W杯アジア最終予選での“ドーハの悲劇”。日本中が熱狂し、落胆した試合がテレビで生中継された時、中田英は自宅で熟睡していた。自らの力が及ばない時空には興味はない。だからこそ、自らが歴史の中心人物となるドイツW杯での屈辱は、許すことができないのだ。

 この日の結果で、1次リーグ突破のためには22日に王者ブラジルを倒すこと−という過酷な絶対条件が突きつけられた。「次の試合まで可能性が残ったのはよかった。次こそは、勝たなくちゃいけない」。厳しい口調でチームを奮い立たせた。

 累積警告で次戦を外れる宮本主将に代わって、ブラジル戦ではゲーム主将となることが濃厚。自らを代表に引き留めてくれたジーコ監督との物語を、簡単に終わらせるわけにはいかない。「同じ失敗は繰り返せない」。ドイツの空に、キングの叫びがこだました。

2006/06/17(土) ヤクルト交流戦V王手!木田が満塁斬り&2回1/3無失点締め
(交流戦、ヤクルト7−5ロッテ、5回戦、ヤクルト3勝2敗、17日、神宮)さあ、王手だ!! ヤクルトが17日、ロッテ5回戦(神宮)に7−5で勝ち、交流戦優勝に王手をかけた。18日の同最終戦に勝てば、残り2試合に連敗してもロッテと同率Vの可能性はあるが、1位が決定する。就任1年目の古田敦也兼任監督(40)を“初タイトル”に近づけたのは、米大リーグ・マリナーズから移籍の木田優夫投手(37)。今季最長の2回1/3を無失点に抑え、昨季王者の反撃を断った。新生古田ヤクルトが18日、交流戦“2代目王者”を襲名する。

 凍りついたベンチを、その右腕が生き返らせた。木田がロッテの猛追を封じる2セーブ目。交流戦2代目王者をグッと引き寄せた。

 「ガッツポーズ? ファンの人が喜んでくれると思って、半分は計算してやりました。九回はちょっと疲れました」

 2点リードの七回二死一、二塁。3番手・高井が福浦に頭部死球。わずか1球で危険球退場となり、二死満塁の場面でマウンドにあがった。しかし、“緊急登板”にも動じない。4番・ベニーを135キロのフォークで遊ゴロ。九回は橋本を空振りの三振に仕留めて、こん身のガッツポーズ。今季最長となる2回1/3を無失点で切り抜けた。

 米国時代、試合開始30分前に球場につき、投球練習もそこそこにマウンドに立ったことがある。「向こうでは何が起こるかわからない。常に投げられる状態にすることを覚えました」。この経験が守護神・石井弘が左肩痛で離脱の中、27試合、防御率1.69の快投につながっている。

 好リリーフに古田監督の声も興奮で上ずったまま。「ナイスゲーム!! 若手がピンチを作って、ベテランがそれ(ピンチ)を摘んでいく。これがウチの特徴やね」。自ら声をかけ、入団してくれた木田の好投だからこそ、うれしさも倍増だった。

 忘れもしない90年4月30日の巨人戦(神宮)。ルーキーの古田が、プロ初安打初打点をマークした相手が木田だった。それ以来、何度となく対戦。150キロを超える剛球は、いまでも脳裏に焼き付いている。だから昨オフ、日本球界復帰を目指していた木田に、一番に声をかけた。「1イニングでいいから、死ぬ気で投げてください」。自分の目に間違いはなかった。

 「お客さんがいっぱいで、僕の中では日本シリーズを戦っているようでした。あすもがんばります」

 初タイトルまであと1勝。古田監督が、まずは最初の高い頂にのぼる。

2006/06/16(金) <テポドン2号>米国、北朝鮮に警告「挑発は一層孤立に」
マコーマック米国務省報道官は16日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備を加速させているとみられる問題で、「挑発的行為は北朝鮮を一層孤立させるだけだ」と指摘し、米国は監視体制の強化など「必要な予防措置」を取ると警告した。米朝関係筋によると、米国の偵察衛星写真ではミサイル発射基地のミサイル周辺に燃料タンクも確認されたという。
 マコーマック報道官は定例会見で、米国は東アジア周辺国と協調し、「発射は挑発的行為であり、北朝鮮を世界から一層孤立させるだけだとのメッセージを送っている」と説明した。また、長距離弾道ミサイルの発射凍結(モラトリアム)を約束した北朝鮮が発射実験を行えば、「国際社会との誓約を破る新たな例になる」とクギを刺した。
 国務省当局者によると、ミサイル発射の自制を求める米国のメッセージは中国や韓国を通して北朝鮮に伝えられた。
 一方、米朝関係筋によると、米国の偵察衛星情報では、北朝鮮北東部の咸鏡北道の発射基地で「組み立てられたミサイル」の周辺に、燃料缶とともに「多くの人の動き」が確認されるという。しかし、液体燃料注入が始まったかどうかは不明で、衛星での確認も困難だとした。
 15日に一部報道で発射が「早ければ今週末」とされたのは、燃料注入に2〜3日が必要と見られることに基づく推定と見られる。同関係筋は「衛星情報だけを見れば、北朝鮮はミサイルの発射態勢に向かっている。しかし、基地周辺の動きは、(偵察衛星に)わざと見せているようにもみえる」と指摘した。
 北朝鮮が金融制裁問題などでのこう着状態打破を狙って、偵察衛星を意識した示威行動を行っているとの見方は排除されていない。また、別の関係筋は「ミサイルが発射台に搭載されたという情報は正しくない」と指摘した。ただ偵察衛星情報には限界があり、ミサイル発射の有無は北朝鮮指導部の判断次第という状況だ。

2006/06/15(木) 李2発、巨人が連敗を8でストップ
長〜いトンネルを、ようやく抜け出した。巨人がオリックスを8−1で破り、連敗を8で止めた。連敗中も孤軍奮闘してきた李承■内野手(29)が、先制2ランを含む2発。今季21本塁打とし、キング争い単独トップにも立った。二岡も13号2ランを含む4安打。高橋由、小久保ら主軸をケガで欠く中、頼みの3、4番が久々に大量得点を演出した。投げては高橋尚が今季初勝利。チームに6月4日以来の笑顔が戻った。
 スンちゃんが、笑った。ヒーローインタビューを終えると、李は「ほっとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。先発高橋尚がズボンのすそを上げるクラシックスタイルで投げていたことを聞かれると「オレのマネをしている。うれしいね」とニヤリ。ようやく楽しそうに笑った。8連敗。長いトンネルを抜けた充実感に浸った。
 得点力不足にあえいでいたチームを、一振りで勇気づけた。4回無死、一塁に二岡を置いて、先制の20号弾を中越えに放った。2ラン。スコアボードに「2」以上の数字が刻まれるのは、7試合ぶりだった。そして6−1で迎えた7回に、もう1発だ。左前打で出塁した二岡を、リーグ単独トップ21号右越え2ランで生還させた。その間、5回には二岡も5−0とリードを広げる2ランを放った。連敗中のうっぷんを晴らすように3、4番で3発6打点。連敗中のジンクス「3点の壁」を軽々と越える1発攻勢だった。
 李にとっては、空砲の連続だった。9日ロッテ戦は2発。11日は、あの幻アーチ。前夜の19号も勝利に結び付かなかった。ロッテ時代の04年にも10連敗を経験している。ただ「あのころは試合に出ていなかった。今の僕には4番の責任がある。チームが負けているのに、自分だけ打っても意味がない」。敗戦の責任を背負う日々だった。
 悲しみを乗り越えようと、闘ってもいた。5月のロッテ戦で、ロッテファンから大きなブーイングを浴びた。試合後のベンチ裏、ショックで30分以上座り込む姿があった。翌日、早出特打を行い、そこから17試合で10発と量産。先週末のロッテ戦(千葉マリン)では、本塁打ボールをグラウンドに投げ返された。バットで見返すことがブーイングへの答えだった。李のショー・ザ・スピリットが、ようやく勝利につながった。
 試合前、「二岡と李の前に走者を置くしかない」と原監督が期待していた2人が活躍。カツ丼を食べるなど、珍しく験を担いだ祈りも通じた。連敗脱出後、言った。「この8連敗。目をつり上げて戦っていかないと、なかなか返せるものじゃない」。気持ちはすでに、取り戻すことに向いていた。
※■は火へんに華

2006/06/14(水) エレベーター事故 シ社、ドア開き動いたのは過去6回
エレベーターの製造元「シンドラーエレベータ」(江東区)は14日、港区の死亡事故と同様にエレベーターのドアが開いたまま動いたケースがこれまでに全国で4基に計6回起きていたことを記者会見で明らかにした。原因が判明しだい、国土交通省に報告するという。
 シンドラー社によると、同様のトラブルは、千葉県浦安市で6月に2回、東京都八王子市で4月と04年11月に計2回、名古屋市で04年11月に1回、広島県で1回(時期不明)起きていた。いずれも96〜97年ごろに据え付けていた。
 このうち広島県で起きたトラブルは、据え付け時の故障だったため、直後に制御基盤を交換したが、他の5件は据え付けから8年程度たっていた。制御装置は、死亡事故が起きたエレベーターを含めてすべて同じタイプだったが、同社は「設置してからの年数との関係も含めて原因を調べている」としている。
 一方、国交省はこの日、シンドラー社のグループ本部の事業最高責任者、ローランド・ヘス氏ら幹部から聞き取り調査を行った。国交省は、同社に製品についての資料を求めるとともに、利用者から苦情を受けた場合の対応や類似の事故事例について今後も聞き取り調査を続ける方針。

2006/06/13(火) ニセ警官 またも女性への性的暴行容疑で逮捕 神奈川
偽の警察手帳を見せて警察官を装い、女性宅に上がり込み性的暴行を加えたとして、神奈川県警捜査1課と南署などは13日、名古屋市中川区中郷3、配管工、酒井透容疑者(47)を性的暴行容疑などで逮捕した。容疑を認めている。酒井容疑者は99年にも偽警察手帳を使い女性をだまして暴行。埼玉県警に同容疑で逮捕され、実刑判決を受けて昨年出所していた。
 調べでは、酒井容疑者は5月31日午後10時半ごろ、横浜市磯子区のマンションで住人のアルバイトの女性(24)に偽手帳を見せ、「部屋が盗撮されている可能性がある。捜査に協力して下さい」と言って部屋に入り、性的暴行を加えた疑い。
 偽造防止のため警察手帳は02年10月にメモ帳型から二つ折り型へ変わったが、酒井容疑者は新しい手帳の偽物を使用。本物と同じ黒色で、金色の記章の形も酷似していた。身分証明部分に本人の顔写真を張り、「愛知県警察広域捜査班主任」という架空の役職名と偽名が手書きされていた。
 横浜市内では5〜6月に警察官を装った同様の事件が数件あり、酒井容疑者を追及している。酒井容疑者は5月以降、配管工事の仕事のため同市内のホテルに住み込んでいた。

2006/06/12(月) 日本、W杯初戦で豪州に1−3で逆転負け
 12日、ワールドカップ(W杯)のグループリーグF組の初戦を迎えたサッカー日本代表は、ドイツのカイザースラウテルンでオーストラリア代表と対戦し、中村のゴールで先制したが、後半に3点を奪われ、1−3で逆転負けを喫した。

 日本は前半26分、ゴール右斜め横から中村がクロスを上げると、ゴール前で高原と柳沢がオーストラリアGKシュワルツァーと交錯。ボールはそのままオーストラリアのゴールネットを揺らし、日本が1点を先制して前半を折り返した。

 しかし後半39分、日本はゴール前の混戦からカーヒルにシュートを決められ、同点とされた。疲れからプレスがかからなくなった日本はその後、44分にまたもオーストラリアのカーヒルにゴールを奪われ、逆転を許す。日本は大黒を投入して巻き返しを図ったが、さらに試合終了間際の47分にアロイージにダメ押しとなる3点目を奪われた。

 オーストラリアに1−3で逆転負けを喫した日本は、グループリーグ突破に早くも黄色信号がともった。日本の第2戦は18日、ニュルンベルクでクロアチアと対戦する。


<日本代表 出場メンバー>

GK:23 川口能活
DF:5 宮本恒靖(Cap)、19 坪井慶介→2 茂庭照幸(後半11分)→16 大黒将志(後半46分)、22 中澤佑二
MF:3 駒野友一、7 中田英寿、10 中村俊輔、14 三都主アレサンドロ、15 福西崇史
FW:9 高原直泰、13 柳沢敦→18 小野伸二(後半34分)

サブ:1 楢崎正剛、12 土肥洋一、6 中田浩二、21 加地亮、4 遠藤保仁、8 小笠原満男、17 稲本潤一、11 巻誠一郎、20 玉田圭司

2006/06/11(日) 上ばかり見て…小関ベース踏み忘れ失態の「責任者」
これでは首脳陣が若手選手に反論されても仕方ない。巨人は11日のロッテ戦(千葉マリン)も2−3で敗れ、今季初の6連敗。3回に李承ヨプの2ランで勝ち越したかに見えたが、一塁走者の小関が三塁ベースを踏み忘れる日本プロ野球史上初の大チョンボを犯し、本塁打取り消しとなったことが、最後まで響いた。

 小関は、「いちいちそんなの意識してやってないスからね。踏んでなかったら逆に違和感があると思う」と納得いかない様子だったが、審判に抗議せず簡単に引き下がったところをみると、自信がなかったようだ。

 しかし小関と同様に、見落とした三塁コーチャーの西岡外野守備走塁コーチの責任も問われる。「ベースを踏むのを確認するのは仕事ではないか」と問われた西岡コーチは、「オレは打球を見てるからね。ソロ本塁打なら確認してるけど。でも選手がベース踏むのは当たり前のことちゃうの」と、自分の責任ではないと強調した。

 西岡コーチは前日(10日)、サヨナラ負けの直後、守備が緩慢だったとライトの亀井をベンチで叱責(しつせき)し、つかみ合いを演じたばかり。近藤ヘッドコーチは、「亀井は言い返したわけではない。あんなの日常茶飯事だよ。ただ場所がベンチだから目立っただけ」と説明した。だが、亀井は2年目。若手に反抗的な態度を取られること自体、選手からどう見られているか分かるというもの。くしくも2日連続で注目を浴びた西岡コーチは、昨年在籍した横浜ではスパイ呼ばわりされた。以前コーチをしていた西武でも、「あの人は上ばかり見ていて評判が悪かった」(西武関係者)。亀井への行動も、原監督へのアピールと見る向きが多い。

 ベース踏み忘れは、巨人の内情を表に出すことになってしまった。

6月絵日記の続き


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