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2006/06/04(日) <秋田男児殺害>女児の母親、死体遺棄容疑で逮捕
殺害否認、動機追及
 秋田県藤里町の町立藤里小学校1年、米山豪憲(ごうけん)君(7)が殺害された事件で、能代署捜査本部は4日、死体遺棄容疑で、豪憲君宅の2軒隣に住む無職、畠山鈴香容疑者(33)を逮捕した。畠山容疑者は、4月に行方不明となり水死体で発見された同小4年、畠山彩香ちゃん(9)の母親。事件は、自分の子供を失った隣人が容疑者という衝撃的な展開となった。
 畠山容疑者は死体遺棄容疑について大筋で認めているが、殺害については「やっていない」と供述。捜査本部は今後、殺害への関与や動機面について追及していく。
 調べによると、畠山容疑者は5月17日午後3時半ごろから18日午後3時ごろまでの間、能代市内の米代川岸の道路脇草むらに豪憲君の遺体を遺棄した疑い。
 豪憲君は自宅から近くの公園までの約60メートルの間で行方が分からなくなった。畠山容疑者の自宅はこの間にあり、捜査本部は豪憲君の失跡について、何らかの事情を知っている可能性があるとみて4日朝から任意で取り調べていた。
 また、殺人、死体遺棄容疑で畠山容疑者の自宅や秋田県能代市の実家と、犯行に使われたとみられる車3台を捜索し、同容疑を裏付ける物証を得たという。
 豪憲君は17日午後3時半ごろ、自宅近くで同級生の友人と遊ぶ約束をして別れた後、行方が分からなくなり、18日午後3時ごろ、自宅から約8キロ離れた遺棄現場であおむけに倒れて死んでいるのを、ジョギング中の男性に発見された。司法解剖の結果、首を絞められ殺害されたことが分かった。
 捜査本部では、豪憲君が行方不明になった時間帯に争ったような物音が聞かれず、豪憲君の遺体に抵抗したような傷跡がないことから、顔見知りによる犯行の可能性が高いとみて捜査。畠山容疑者は17日午後3時半ごろ、車で外出するのを近くの住民に目撃されていた。
 畠山容疑者は産経新聞などに対して、豪憲君が行方不明となった時間帯について「家に1人でいた。外で変わった様子はなかった」と関与を否定していた。
 畠山容疑者の長女、彩香ちゃんは4月9日午後、「友達の家に遊びに行ってくる」と自宅を出たまま帰宅せず、翌日、豪憲君の遺体発見場所から約2キロの藤琴川の浅瀬で遺体で見つかった。能代署は事故死の可能性が高いと判断したが、畠山容疑者は「事件ではないか」と同署に対し再捜査を要望していた。



■<エレベーター事故>過去2年半で不具合20件報告

東京都港区芝1のマンション「シティハイツ竹芝」12階で、都立高2年、市川大輔(ひろすけ)君がエレベーターの床と12階の天井に挟まれて死亡した事故で、マンションを管理する港区住宅公社には過去2年半にエレベーターの不具合が約20件報告されていたことが分かった。建物を所有する港区にも住民から苦情が伝えられていた。業務上過失致死事件として捜査している警視庁捜査1課と三田署は、多発した不具合と死亡事故との関連を調べるとともに、メーカーや保守点検業者を含む関係者らから事情を聴いている。
 司法解剖の結果、死因は胸や腹部を強く圧迫したことによる窒息死と判明した。事故は市川君が自転車にまたがり後ろ向きでエレベーターから降りようとした時に発生。体を折り曲げた格好で、頭と足をエレベーター内に残し、背中を外に出した状態で挟まれていたことも新たに分かった。
 マンションは港区が所有し、同区住宅公社が管理している。公社によると、過去の不具合は「シンドラーエレベータ」(江東区)が製造したエレベーター5基のうち事故を起こした5号機と、同型の4号機の2基に集中。03年12月から、扉が開かずに閉じ込められる▽エレベーターの内外の床で段差が生じる▽振動や異音が発生する――など、計約20件の不具合が報告されていた。
 04年11月に扉が開かなくなったケースでは、公社はシンドラーエレベータから調査報告書の提出を受けていた。しかし不具合を区に連絡することはなく、根本的な原因の究明に努めることもなかった。廣井誠一郎・公社事務局長は4日、記者会見で「(不具合が)多発しているという認識はあったが、修理で直っていると判断していた。安易な考え方で管理をしていた」と述べたうえ、「報告書に書かれた分かりにくい専門用語を調べることもなかった」と調査報告書の精査をしていないことを認めた。
 また今年1月、機械式駐車場が故障した際に開かれた住民への説明会で、エレベーターの不具合多発について「不安だ」とする住民の声を、出席した港区の課長らが聞いていた。原因や状況を掲示板などで周知してほしいとの要望だったが、区はこれに応えた周知をしていなかった。
 エレベーターの定期点検は月に2回で、年度ごとに入札で保守点検業者を選定していた。04年4月〜05年3月は製造元のシンドラーエレベータ、05年4月〜今年3月は「日本電力サービス」(多摩市)、今年4月からは「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が請け負っていた。
 日本電力サービスは「トラブルの連絡を受けての緊急対応は年間で10回ぐらいあった」、エス・イー・シーエレベーターは「今年4月からのトラブルは一件もなかったと聞いている」と話している。シンドラーエレベータは「警察の捜査に協力しているのでコメントは差し控える」としている。
 国土交通省によると、シンドラーエレベータの国内シェアは1%程度という。


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