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2006/05/08(月)
浴槽に生後9か月の二女沈めて死なせる…夫婦逮捕
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愛知県警豊川署は8日、生後9か月の二女を浴槽に沈めて死なせたとして、同県豊川市桜町、会社員重松慎太郎(23)、妻幸子(24)の両容疑者を傷害致死容疑で逮捕した。
調べによると2人は、7日夜、アパート自室の風呂場の浴槽に、二女夏蓮(かれん)ちゃんを沈めるなどの暴行を加え、8日午後、死亡させた疑い。
幸子容疑者から7日夜、119番通報があり、搬送先の病院が、夏蓮ちゃんの体に複数のあざやたばこの跡があることを不審に思って、8日朝、同署に通報した。同署が両親から事情を聞いたところ犯行を認めた。
調べに対し、慎太郎容疑者は「金銭面と、夫婦関係でうまくいかず、むしゃくしゃしてやった。死ぬとは思わなかった」、幸子容疑者も「泣き声がうるさくて眠れなかった。湯船につけると静かになったので、これまでも何回かやった」などと供述している。
■44人犠牲「歌舞伎町」ビル解体始まる
2001年9月に起きた火災で44人が死亡した東京・歌舞伎町の雑居ビル「明星56ビル」(5階建て)の解体工事が8日、始まった。6月末までに作業を終える予定。
同ビルに対しては、新宿区が02年3月、建築基準法に基づき使用禁止を命令。さらに遺族計64人が、ビル所有会社と同社の実質的経営者らに約26億円の損害賠償を求めた訴訟の過程で、ビルを売却しないよう求める仮差し押さえが認められていた。訴訟は3月、同社などが死者1人あたり約2400万円を支払う和解が成立したため、同社が4月、同区に解体を届け出ていた。
一方、刑事裁判では、業務上過失致死などの罪に問われた同社の実質的経営者ら6人の公判が続いている。
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