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2006/05/24(水)
関東南部激しい雨、浸水や道路冠水…鉄道の運休も
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関東地方南部は24日夕方から夜にかけ、1時間当たり60ミリ前後の激しい雨が降り、東京都や埼玉、神奈川両県では浸水や道路冠水などの被害が相次いだ。
気象庁によると、関東地方上空に強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になったため、24日午後5時30分からの1時間に、東村山市で61ミリ、練馬区で57ミリの雨量を記録。
警視庁や東京消防庁などによると、この雨で24日午後7時45分ごろ、練馬区大泉学園町の区道を走行中の乗用車6台の下半分が水没し、うち1台の運転席から、自力で出られなくなった女性(62)が消防隊員によって救出された。けが人はなかった。
外環道の和光IC〜大泉IC間も一時、冠水の恐れがあるとして通行止めとなった。鉄道ではJR青梅線の上下計10本が運休、2本が最大2時間45分遅れて約1600人に影響が出た。
■<佐賀男児ひき逃げ>指名手配中の土木作業員を逮捕
佐賀県唐津市の小5男児ひき逃げ・連れ去り事件で、同県警は24日夜、指名手配していた同市船宮町、土木作業員、坂口三之治(さのじ)容疑者(53)を同市浜玉町で発見、午後8時53分に業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。坂口容疑者は事件発生翌日の21日午後、同市内で警察官から職務質問を受けたが、すきを見て逃走していた。 坂口容疑者が勤務する土木会社社長が24日午後8時半ごろ、捜査員の携帯電話に「一緒にいる」と通報してきた。捜査員が現場に向かい、同市浜玉町の国道323号で発見した。 調べでは、坂口容疑者は20日午後5時過ぎ、唐津市厳木(きゅうらぎ)町の県道で、勤務先の会社が所有する青色の2トントラックを運転中、近くの農業、家原定生さん(48)の三男、毅(つよし)君(11)=厳木小広川分校5年=を自転車ごとはね、頭部骨折や脳挫傷など1カ月の重傷を負わせ、警察へ通報せずに逃走した疑い。 坂口容疑者は、毅君をトラックに乗せて連れ去り、3キロ離れた山中に放置したとみられる。毅君は事故から約8時間後の21日未明、林道であおむけになって倒れているところを、捜索中の家族に発見された。 唐津署は坂口容疑者が事件に関与したと断定、23日に全国指名手配していた。
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