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2006/05/02(火)
交通事故 パトカー追跡の車が正面衝突、5人死傷 群馬
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2日午前0時40分ごろ、群馬県伊勢崎市柴町の県道で、県警のパトカーが追跡していた同県玉村町下之宮、会社員、大塚将さん(22)の乗用車が、同市に住む男性運転手(58)の12トントラックと正面衝突、乗用車の大塚さんら4人全員が死亡し、男性運転手が軽傷を負った。 県警伊勢崎署の調べでは、死亡したのは大塚さんのほか▽前橋市小屋原町、塗装業、勅使川原満さん(24)▽同県玉村町上茂木、会社員、稲垣杏奈さん(21)▽同町樋越、会社員、石井麻衣さん(21)。 事故の約10分前、現場から約5.4キロ離れた県道交差点で、パトカーが停止線を越えて停車している大塚さんの乗用車を発見した。赤信号で停車した際に窓ガラスをたたいて職務質問を試みたが、急発進してふらつきながら逃走したため、赤色灯をつけサイレンを鳴らして追跡。一時見失い、再び発見した直後に事故が起きたという。 同署は、乗用車がセンターラインを越えて対向車線のトラックと衝突したとみて調べており、大塚さんを被疑者死亡のまま業務上過失致死傷容疑で書類送検する方針。 同署の関谷渡志雄副署長は「適切、適法な追跡だった」と話している。
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