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2006/04/08(土)
ＴＵＢＥ ＮＨＫで「みんなのうみ」
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「大きな古時計」「山口さんちのツトムくん」など世代を超えたヒットを生んだＮＨＫ「みんなのうた」の放送曲を、人気グループ「ＴＵＢＥ」が初めて手掛けた。タイトルは「みんなのうみ」で、童謡「海」の一部を大胆に採り入れた。デビュー２１年目のスタートを、「夏」「海」というグループの原点に返って歩きだす。
「みんなのうた」は今年で放送開始４５周年を迎えた。“子供や家族で楽しく歌える歌”をテーマに内外の童謡、民謡を紹介し、最近ではポップス系のヒット曲も輩出。そんな中、メモリアルイヤーにふさわしい楽曲が誕生した。
番組名と１字違いの「みんなのうみ」。昨年デビュー２０周年を迎えたＴＵＢＥが、２１年目のスタートに際して「海、夏という原点に立ち戻ろう」と決意して書き上げた。
海は広いな 大きいな 月がのぼるし 日がしずむ…。誰もが知っている唱歌「海」の原曲を大胆に採り入れた。シンプルかつ雄大な原曲に、ＴＵＢＥならではの明るく心地よいポップ感が歌詞にもメロディーにも加わった。
このユニークな企画に、「海」を作詞した林柳波さん、作曲の井上武士さんの遺族も賛同。ボーカルの前田亘輝（４０）は「ご遺族の方々には感謝の念でいっぱい」と感激しきり。「物心ついた時から口ずさんでいた曲だったし、僕自身と海と音楽を最初に結びつけてくれた曲でもある。シンプルな中に、歌うと目の前にパッと情景が浮かんでくる奥深さもあり、素晴らしい歌だとあらためて歌ってみて感じました」と話している。
番組のもう１つの売りである映像は、前田と親交がある人気ポップアーティストの３２６（ミツル、２８）が担当。２人でアイデアを出し合いながら現在制作中。ＣＤ化も予定しており、もちろん発売は夏になる。
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