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2006/04/16(日)
コスモ石油製油所で爆発 市原市、けが人なし
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16日午前5時40分ごろ、千葉県市原市五井海岸のコスモ石油千葉製油所内で爆発があった。火災が発生し、黒煙が激しく上がったが、約3時間後に鎮火した。製油所内にいた従業員57人は避難するなどし、けが人はなかった。 市原署や市原市消防局が出火原因を調べている。 市原署などによると、爆発したのは、製油所の敷地約12万平方メートルの中央にある、ガソリン精製過程で重油から不純物を取り除く「重油間接脱硫装置」付近。爆発で周囲の配管の一部が破損し、水素ガスが漏出したが、有毒ガスによる人体への影響はなかったという。 コスモ石油によると、爆発現場から約20メートル離れた集中計器室にいた当直の従業員6人が爆発に気付いた。午前4時ごろ点検した際は異常なかったという。
■ゆりかもめ きょうも全面運休 明日から運転再開
全線で運転を見合わせている東京の新交通システム「ゆりかもめ」の運行会社は16日、17日朝の始発から運転を再開すると発表した。14日夕から16日までの運休による影響は計約22万人に上る。 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会と同社の調べで16日、車輪1つが脱落した原因は、破断した断面から「金属疲労」と分かった。 車軸と車輪をつなぐ「ハブ」と呼ばれる金属製部品のつばが全周(直径約30センチ)にわたり破断。1995年の開業以来使用している部品で、昨年1月の目視による点検では、異常は見つからなかったという。 同社は故障したものと同じタイプの車両を対象に、車輪部分を分解し亀裂を見つける精密な「探傷検査」を実施するため、通常ダイヤに戻す24日まで本数を3分の1程度、間引いて運行。保安要員として全列車に職員1人を乗務させる。
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