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2006/03/06(月) 森繁「みんなオレより先に…」
「七人の孫」「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などのヒットドラマを手がけ、2日に虚血性心不全で亡くなった演出家で作家の久世光彦さん(享年70)の通夜が6日、東京・文京区の護国寺でしめやかに営まれ、俳優・森繁久彌(92)ら生前に親交のあった各界の関係者1100人が別れを惜しんだ。息子同然だった久世さんとの別れに森繁は2度も焼香するという悲しみぶりだった。
 たばこをくゆらす久世さんの遺影を見上げ、92歳の森繁久彌が顔をゆがめた。久世さんは両切りのピースが好きだった。その姿に触発され「みんな、オレより先に逝っちゃうよ」と漏らしたという。右手につえを持ち、2人の関係者に体を支えられながら焼香台に向かった。そして葬儀委員長と並び俳優代表として焼香した。
 久世さんの代表作「七人の孫」(64年)に主演してから、その親交は40年以上にも及ぶ。週刊新潮誌上では森繁さんの語りを久世さんが文章化した「大遺言書」を連載してきた。92歳と70歳といいながら、その付き合いは実の親子のようだった。その“息子”が突然亡くなった。まだ信じられない。それとも別れが短すぎたのか―。会場を去ったはずの森繁が再び車いす姿で参列者の列に並んでいる。再び関係者に抱きかかえられ2度目の焼香。またもたばこをくゆらす久世さんを見つめ、深く合掌した。
 「息子のように愛したこんな大事な人が、久世ちゃんが、なぜ。私より先に逝くのだろうか…。早すぎるし、もったいない」。高齢による体調面もあるだろうが、森繁は取材に応ぜず、コメントを発表した。それが精いっぱいの“父”としての振る舞いだろう。
 遺影は1月20日に雑誌の取材で写真家・荒木経惟氏が撮影したもの。そのとき久世さんは「オレの遺影は、荒木さんに撮ってもらおう」と話していたという。悲しいかなそれが現実となってしまった。


■獅童&竹内夫妻も参列

歌舞伎俳優の中村獅童(33)と女優・竹内結子(25)夫妻も通夜に参列し、久世さんをしのんだ。獅童は舞台「ご存じ浅草パラダイス」、竹内は98年にTBS系ドラマ「寺内貫太郎一家98秋」で久世作品に出演している。実は昨年6月の入籍後これが公の場で初のツーショット。焼香の際には獅童が20秒近く手を合わせるなど、別れを惜しんでいた。


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