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2006/03/12(日)
<パラリンピック>日本のメダルは3個目 アルペン
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第3日の12日、アルペンスキー滑降の女子座位で、大日方邦子(東京)が銀メダルを獲得し、冬季競技では日本選手初となる3大会連続のメダルを手にした。第2日の11日には、バイアスロン(12.5キロ)女子立位で太田渉子(山形)が銅メダルを獲得した。同女子視覚障害では小林深雪(東京)が優勝しており、競技2日目にして、前回ソルトレークシティー大会での総メダル獲得数3個に早くも並んだ。 11日のアイスレッジホッケー1次リーグ初戦でも日本は、世界ランク3位の強豪スウェーデンを5―1で破る好調な滑りとなった。 ◇新鋭の活躍で初戦勝利 アイススレッジホッケー アイススレッジホッケー、日本代表の初戦の相手はスウェーデン。日本で、この競技への取り組みが始まったばかりの95年に、0―21で大敗した強豪だったが、今回は見事に「恩返し」をした。立役者はチーム最年少の24歳、上原だった。 同点とされた第2ピリオド、こぼれたパックを拾うと中央に持ち込んでゴール右隅へ突き刺す勝ち越しシュート。6分に今度は左サイドからこぼれたパックを拾い、中央へ切れ込んでゴール左隅へ。14分にも中央でパスを受けて追加点を奪い、このピリオドだけでハットトリックを達成した。 「自分の仕事ができました。次も3点取ります」と陽気に語った上原。98年長野大会に向け、94年に代表チームが編成されたアイススレッジホッケー。過去2大会もともに5位と不本意な結果に終わっていたが、過去の屈辱を知らない新鋭の活躍で大事な初戦を制した。
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