|
2006/02/02(木)
表参道ヒルズ 東京・同潤会青山アパート跡地に完成
|
|
|
森ビルは2日、東京・表参道の同潤会青山アパート跡地を再開発した複合施設「表参道ヒルズ」を報道陣に公開した。11日にオープンする。 建築家の安藤忠雄氏の設計で、地上6階地下6階建て。高さは、通りのケヤキ並木とほぼ同じ約23メートルにとどめた。細長い建物の内部は6層吹き抜けで、表参道の坂とほぼ同じ傾斜のらせん状の坂道「スパイラルスロープ」(総延長約700メートル)を設けたのが特徴。商業施設部分にはファッション、飲食店など93店が入居する。住宅数は38戸。青山アパートの一部も再現した。 安藤氏は会見で「表参道の中にもう一つ街ができるように考えながら造り上げた。ここから世界に新しい情報を発信してほしい」と語った。 青山アパートは日本の集合住宅の先駆けとして1927年に完成。老朽化に伴い、森ビルが再開発を進めていた。
|
|
|
|