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2006/02/28(火) 堀江メール 永田議員が謝罪会見 半年間の党員資格停止へ
民主党の永田寿康衆院議員は28日午後、ライブドア事件をめぐる「送金メール」問題について、国会内で記者会見した。永田氏は「しんぴょう性について十分な調査が進まないまま質問に至った」と認めたうえで「私の質問で迷惑をかけ、国会を混乱させお詫び申し上げる」と謝罪した。自らの進退については「鳩山由紀夫幹事長に一任しており、判断に従う」と述べた。党は永田氏に議員辞職は求めず、半年間の党員資格停止処分とする方針。
 永田氏は、ライブドア前社長の堀江貴文被告が武部勤幹事長の二男への送金を指示したと指摘されるメールを国会で取り上げたことについて「間違いなく真正と確信した」と釈明。理由として(1)情報提供者との間を仲介した記者に全幅の信頼を置いていた(2)記者によると、情報提供者はライブドア関係者で送金にかかわっていた(3)銀行口座情報も記者から提供されたの3点を挙げた。
 経過については2月1日にメールの情報を聞き、6日にメールのコピーを入手。8日ごろに野田佳彦国対委員長、11日に前原誠司代表に報告し16日に衆院予算委員会で取り上げたと説明した。メールに記されている送信者と受信者が同じということは「質問当時知らなかった。仲介者からfromは堀江氏のアドレス、toは情報提供者のアドレスと説明を受けた」と認めた。「情報提供者は困惑しており、面談するには至らなかった」と述べ、直接の接触はしていないと明かした。
 また、武部氏や武部氏の二男への謝罪については「十分な調査もなく質問し、名前を挙げて追及したことを大変申しわけなく思っている」と述べ、謝罪した。しかし、虚偽情報と認めるかについては「全くの事実無根か、一定の事実を含んでいるのかは現在も調べが残されている」と述べ、明言を避けた。議員の進退についてはいったん辞意を伝えたと説明したが、今後については「鳩山氏に一任」と繰り返した。


■送金メール 小泉首相 民主党、前原代表の会見を批判


小泉純一郎首相は28日、民主党の永田寿康衆院議員の謝罪会見をはじめとした対応について「民主党、前原(誠司)代表には、もっとしっかりしてもらいたい。何をおわびしているのか、何が申し訳ないのかよく分からない会見だった」と厳しく批判した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は永田議員の謝罪会見での記者とのやり取りをテレビで見たといい、「答弁を聞いていて、何を考えているのか分からなかった」と酷評。前原代表が辞任しなかったことには「民主党が考えることだからそれはそれでいい」と述べた。
 自民党の武部勤幹事長も28日夜、「民主党も永田さんも、何を反省し、誰に謝罪すべきかまったく分かっていない。極めて遺憾だ」と強く批判。二男が刑事、民事両面で訴訟を検討していることを明らかにした。

2006/02/27(月) 台湾総統、「一つの中国」目標指針の廃止を発表
台湾の陳水扁総統は27日、中国との統一を最終目標にした「国家統一綱領」と、総統府直属の諮問機関「国家統一委員会」の運用を終了すると発表した。

 「一つの中国」を前提にした対中政策指針を事実上廃止したもので、中国は強く反発している。

 同綱領は、1991年、李登輝・国民党政権が策定したもので、中台を対等な政治実体として、「交流」や「敵対状態終結」など、統一に向けた段階的道筋を明記している。独立志向が強い陳政権が2000年に発足してからは、実質的に機能停止状態にあった。

 陳総統は、同綱領の運用終了について、「台湾住民の自由な選択権を守るためだ」と説明した。

 中国共産党台湾工作弁公室は26日に発表した声明で、この問題での陳政権の動きに対し、「陳水扁は『台湾独立』活動をエスカレートさせ、台湾海峡地域の深刻な危機を招いている」と名指しで非難していた。

2006/02/26(日) 元ドリカム西川容疑者また覚せい剤
人気グループ、ドリームズ・カム・トゥルーの元メンバー、西川隆宏容疑者(41)が覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、警視庁牛込署に逮捕されていたことが26日、分かった。

 同署の調べによると、西川容疑者は25日午前1時15分ごろ、東京・新宿区戸山の大久保通りに路上駐車していた乗用車内に覚せい剤を隠し持っていた。巡回中のパトカーが北海道の帯広ナンバーだった乗用車を不審に思い、1人で乗っていた同容疑者を職務質問。車内を捜索したところ、菓子箱に入ったビニール袋の中から覚せい剤(1グラム未満)を発見した。

 調べに対し、同容疑者は「1週間ぐらい前に渋谷で買った」と供述しており、同署では尿検査などを行って使用の可能性や入手経路を厳しく追及する方針だ。

 同容疑者は平成14年3月に「自分自身の音楽と生き方を追求したい」とドリカムを脱退し、その7カ月後の同10月に義姉への傷害容疑で逮捕。さらにその10日後、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕された。公判では2、3年前から常習していたことが明らかにされ、同12月に懲役1年6月執行猶予3年(求刑1年6月)の有罪判決を言い渡されていた。

 関係者によると、最近はNIEHYAやnortybのDJ名で東京・麻布十番のクラブを中心に全国各地で活動していたといい、同クラブの関係者は「覚せい剤をやっている様子はありませんでした。1度捕まっているので、もうやめたと思っていたんですが…」とショックを隠せない。

 実刑は免れそうもなく、懲りずに覚せい剤に手を出してしまった代償は大きそうだ。

2006/02/25(土) 松坂被弾「悪いところ全部出た」
3月3日に開幕する国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本代表が、福岡ヤフードームで前夜に続き12球団選抜と対戦した。先発した松坂大輔投手(25=西武)は、3ランを浴びるなど4失点の4回途中68球で降板した。試合も日本代表が3−4で敗れたが、松坂は「悪いところが全部出た」と、球数制限のある本番を前に調整部分を自覚した。一方、野手は代表戦の怖さを再認識するなど、意味ある“敗戦”だった。
 最低限のノルマと考えていた4回を投げ終えることなくマウンドを降りた。村田に勝ち越し3ランを浴び、続く細川を左飛に打ち取ったところで球数は68。3回2/3を5安打4失点。鹿取投手コーチにボールを渡し、小走りでベンチへと引きあげた松坂は「悪いところが全部出ました」と、サバサバした表情で振り返った。
 エンジンがかかるまで時間を要する松坂は、球数制限の影響を最も受けやすいタイプとみられている。それは本人が誰よりも自覚している。「あらかじめブルペンで多めに投げるとか、そういうもので変えられるものじゃないんです」。制球力を武器とする上原、和田毅らが好投しただけに、球数に苦しむ姿が余計に浮き彫りになった。しかし、松坂は65球への“恐怖心”をきっぱりと否定した。
 松坂「本塁打は投げ急ぐ僕の悪いクセが出ました。確かにスコアボードの球数を見て、あと何球と頭に入れながら投げてはいましたけど、球数を意識して投げ急いだということはない」。
 体が開き、球離れが早いから甘いコースに入る。変化球が抜けたり、逆に指にかかりすぎて制球を乱す。球威不足。これらはすべて、例年、開幕前に味わう感覚で、球数を意識したからではない。「この時期に痛い目にあうのはいつものこと。逆にこういう試合でよかった」。滑りやすいWBC使用球対策として多めにつけたロージン(滑り止め)も「つけすぎました」と、量を調整する必要性に気付いたことも収穫だった。
 WBCへかける意気込みは半端ではない。2月上旬、トリノでのIOC総会で12年ロンドン五輪の野球除外があらためて決まった時に、その思いは“使命”へと変わった。「僕らは何としてもWBCを盛り上げなければならない」。代表となった00年シドニー(メダルなし)04年アテネ(銅)と五輪の悔しさを晴らすためにも、アジア予選で負けるわけにはいかない。
 松坂は試合後、だれもいなくなったグラウンドを黙々と走り込んだ。鬼気迫る表情。すべては3月4日をピークの状態を迎えるため。「1週間でいい状態に持っていける。それは心配していません」。台湾の強力打線はもちろん、65球の球数制限と戦う準備もできた。中6日で臨む大一番の結果で証明してみせる。

2006/02/24(金) 荒川「金」、日本救った!!氷の美笑、完璧な演技!
ついに荒川がやった−。フィギュア女子フリーで、日本の荒川静香(24)=プリンスH=が125.32点の最高点。総合得点を191.34点として、ショートプログラム(SP)で先行していた米国のサーシャ・コーエン(21)、ロシアのイリーナ・スルツカヤ(27)を逆転し、見事に金メダルを獲得した。日本人としては92年アルベールビル大会銀の伊藤みどりを越える快挙で、アジア勢としても初の金メダル。今大会、メダルゼロの危機に陥っていた日本勢を救った。SP4位の村主章枝(25)は惜しくも4位、SP8位の安藤美姫(18)は4回転ジャンプの失敗など、15位に終わった。

 荒川がラストのポーズを決めた瞬間、会場全体を轟かすようなスタンディングオベーションが、パラベラ競技場を包み込んだ。8年前、16歳で出場した長野五輪の会場よりも、あらゆる意味で大きな拍手だった。

 ライバルのSP1位、コーエンがジャンプのコンビネーションを失敗、転倒するのを目前にした直後の登場。だが、『氷の微笑』とも評される荒川の冷静さが、いかんなく発揮され、動じることはなかった。

 曲は、04年の世界選手権で優勝したときにも使用した、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」。開会式で、世界3大テノールの1人、パバロッティ氏が熱唱していたことを聞き、直前になって変更した曲。荒川が、頂点に上り詰める予兆は、この時点ですでにあったともいえる。

 一人娘として、数々の習い事をしてきた中で、荒川本人が「大好き」と最後まで貫いたのが、フィギュア。中盤、自身の象徴でもあるイナバウアーを決めると、会場から感嘆のため息が。

 後半は、「誰も寝てはならぬ」に乗せて、安定したジャンプと、華麗なステップ、スピンの組み合わせで観衆を大いに魅了。テレビ中継したユーロスポーツの実況は、「ジャンプも音楽の選択もパーフェクト!」と最大の賛辞を贈った。

 荒川は、2年ぶりに自己ベストを更新。最終演技者のスルツカヤも、転倒があるなどしてスコアが伸びず、荒川の金が決まった。長野五輪に出場後、ソルトレークのチャンスを逃したが、04年に世界選手権を制覇。世界の頂点を極めたことで、プロへの転向を予定していたが、トリノ五輪を期待する周囲の声にあらがいきれなかった。 

 「今大会はメダルを取れると思っていなくて、精いっぱい楽しめればいいと思っていました」と荒川は振り返り、「オリンピックの雰囲気を味わえればいいと思っていたので、逆に冷静に臨めたのかもしれません」と付け加えた。

 ただ、金メダルが確定すると、「いまだに(金メダルが)信じられない。明日か明後日になって少しずつ実感がわくかも」。

 今大会以降、プロ転向が確実視されているが、来月の世界選手権には、「エントリーしているので出るつもりでいます」という。『クール・ビューティー』ともいわれるが、高得点の瞬間、手をたたいて喜んだ。金の瞬間も涙こそなかったが、周囲に笑顔を振りまき、メダルゼロの大ピンチに立たされた日本の救世主となった。 

【女子フィギュア】▽最終成績

(1)荒川 静香(プリンスホテル)191.34点

=SP66.02点、フリー125.32点

(2)コーエン     (米国)183.36点

=SP66.73点、フリー116.63点

(3)スルツカヤ    (ロシア)181.44点

=SP66.70点、フリー114.74点

(4)村主 章枝(avex)175.23点

=SP61.75点、フリー113.48点

(15)安藤 美姫 (中京大中京高)140.20点

=SP56.00点、フリー84.20点



◇<フィギュア>金の荒川、完ぺきな演技 各国メディアも賞賛


海外メディアもフィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川の演技を高く評価した。ロイター通信は、使用曲「トゥーランドット」が「ビンチェロ!(私は勝つ)」と、最後に歌い上げることに触れ、「彼女は歌詞通りに、ライバルのスルツカヤとコーエンを倒した。完ぺきな演技で初の金メダルを手にし、日本フィギュア界の歴史を作った」と絶賛した。
 また、AP通信は「日本選手団はここまで成績が上がらなかったが、荒川は素晴らしかった。五輪で2連覇しているカタリナ・ビットさん(ドイツ)が、演技が終わる前から立ち上がって拍手を送っていたほどだ」と紹介。
 米紙「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)は「コーエンやスルツカヤが致命的なミスを犯す中、エレガントな演技で金メダルを手にした」などと報じた。

2006/02/23(木) 民主「永田進退」先送り…「休養」扱いで入院
民主党は23日夜、同党の永田寿康衆院議員(36)(比例南関東ブロック)が、党幹部に辞意を伝えたことを受け、党本部でこの日2回目の緊急役員会を開き、永田氏を当面、「休養」させることとし、進退の結論を先送りした。

 永田氏は「精神状態が不安定」との理由で同日夜、都内の病院に入院した。

 鳩山幹事長は同日夜、記者団に、執行部の責任について、「国民に(メールの)信憑性が高いという思いを与えてしまった。今後、信憑性を高める努力をしたいが、できなければその時に(責任を)考えたい」と述べた。

 永田氏は22日夜、ライブドア前社長の堀江貴文被告が武部自民党幹事長の二男への送金を電子メールで指示したと指摘した問題で、「党に迷惑をかけた」として党幹部に辞意を伝えた。

 永田氏の進退については23日午前の緊急役員会で鳩山氏に対応が一任され、鳩山氏が野田佳彦国会対策委員長とともに永田氏と都内で会い、意向を再確認した。永田氏はこの中で、「自分の思い込みの中で、行動したことをおわび申し上げたい」と謝罪し、メール問題の非を認めた。

 鳩山氏は同日夜の緊急役員会後、記者団に、「永田氏は精神的に極めて不安定な状況で、国民の前に出ても混乱を招くだけだ。しばらく休養させ、彼自身で正しい判断ができる状況になるのを待ちたい。(休養は)数日間だ」と語った。

 永田氏は23日の衆院本会議も欠席した。永田氏が辞職すれば、メール問題を衆院予算委員会で持ち出すことを許した野田氏や前原代表の責任問題に発展することは避けられないとして、同日早朝から、永田氏を慰留する動きも繰り広げられていた。

 ただ、党内には永田氏の辞職はやむを得ないとの見方が広がっただけに、永田氏の進退問題を「休養」という形で棚上げした執行部の対応には批判も出そうだ。

 また、永田氏がメール問題を持ち出した自身の誤りを認めたことで、国政調査権の発動に同意しない与党側を批判する姿勢を変えていない民主党執行部に対して、党内外の風当たりが強まることは避けられそうもない。とくに、国会対応の責任者である野田氏や、メールの信ぴょう性への疑いが強まった後も「確度が高い」などと繰り返した前原氏の責任を問う声が出ている。

 しかし、前原氏は23日の党代議士会で「政府・与党を徹底的に追及していく気持ちに何の揺らぎもない。巨悪は何か、最大の問題は何かという観点で先頭に立って頑張りたい」と述べ、現執行部体制を維持していく考えを示した。野田氏も、「ライブドアと武部氏周辺の間が黒く塗られていることを解明しない国会になってはならない。全力で戦い抜く」と訴え、辞任の考えのないことを強調した。

2006/02/22(水) <党首討論>民主、新証拠示せず メール真偽立証断念か
 小泉純一郎首相と民主党の前原誠司代表による党首討論が22日午後、国会内で開かれた。ライブドア前社長・堀江貴文被告から自民党の武部勤幹事長の二男への「送金」メール問題について、民主党が信ぴょう性を立証できるかどうかが焦点だったが、前原氏は「さまざまな情報から資金提供がなされたのではないかと確証を得ている」と指摘するにとどまり、新証拠は示せなかった。これは民主党がメールの信ぴょう性の立証を事実上断念し、資金提供の有無に争点を変更したものと言える。前原氏はこれまでメールについて「信ぴょう性は高い」と述べてきており、今後、前原氏をはじめ民主党執行部に対する批判が高まりそうだ。
 党首討論で前原氏は「金融機関名は出す」と述べたうえで、「国政調査権(発動)に応じるなら、口座名、口座番号も含めて提示すると言ってきた。なぜ応じないのか」と述べ、国政調査権発動による事実解明を求めた。しかし首相は「その前に本物という証拠を出せば、国政調査権を行使するまでもなく分かる」と拒否。さらに「本物か偽物か分からない段階で、実名まで挙げて、個人を中傷するのは国会議員としての品性の問題で、極めて遺憾だ」と民主党の対応を厳しく批判した。
 一方、党首討論直前の衆院予算委員会理事会で、民主党はメール問題にからみ、「送金に使われた銀行名を提示する」と自民党側に提案した。民主党は口座に関する情報は国政調査権の発動と一体でなければ示せないとしてきたが、銀行名に限っては無条件で提示するとした。これに対し自民党は「銀行名だけでは真相の解明は出来ない。いつ、誰がどの口座にどの振り込みをしたのかなどセットで提示してほしい」と拒否。このため、実際には民主党は銀行名を明らかにしなかった。【平元英治、衛藤達生】
 ■22日の党首討論でのライブドア前社長の堀江貴文被告から自民党の武部勤幹事長の二男への「送金」メール問題をめぐる主なやり取りは次の通り。
 前原誠司民主党代表 堀江被告を、自民党は先の総選挙において準公認候補並みの応援をし、政府与党がライブドアというものに対する裏書をした。我々は、単に応援をしただけでなく、資金的なやりとりがあったのではないかと、さまざまな情報から確証を持っている。メールの問題を含め、さまざまな情報から資金提供が武部幹事長の二男になされたのではないか、そういう確証を我々は得ている。今日の予算委員会理事会に、具体的な金融機関も出すと(言った)。国政調査権に応ずるということであれば我々は、口座名、口座番号も含めて提示をするので、元帳を出してほしいということを言ってきた。なぜ国政調査権に応じないのか。後ろめたくないなら国政調査権に応じて白日の下に明らかにしたらいいと思うが、見解を聞きたい。
 小泉純一郎首相 私は個人的な名誉にかかわる問題について、確証を示して批判なり、非難なりするのは、国会だから別に批判すべき問題でもないとは思う。だが今回の、個人の名誉を傷つけるような問題に対し、掲げたメールの信ぴょう性、証拠について、本物か偽物か分からないという段階で、実名まで挙げて、個人を公の場で批判する非難する中傷するのは、国会議員としての品性の問題というか、極めて遺憾なことだと思う。私はこの問題は極めて簡単なことだと思う。私は永田寿康議員を攻撃しているのではない。永田議員が一方的に、本物か偽物か分からない情報を元にして、あたかも本物であるかのように具体的な個人を非難、中傷している。これについてはもう1週間ほどたっている。それなら、ちゃんと具体的な証拠を掲げて、偽物ではありません、本物ですと言えばすむ。にもかかわらず、出す出すと言っていまだに出していない。国家権力の行使について私は、極めて注意深く慎重に行使していかなければならないと思っている。国政調査権を行使するかどうかについては予算委員会の理事会で議論を続けていると聞いている。政府の立場としては、国政調査権というのは行政府に対してこのような権力を行使するという、国会が命令するわけだから、確かな証拠があれば行使するにやぶさかではないが、その前に極めて簡単な、本物だという証拠を出せば、あえて国政調査権を行使するまでもなく分かる。
 前原氏 確証は出すと言っている。国政調査権とセットに、それをしっかりとやってもらえるかどうかということを大前提として出したいと言っている。国民から見て権力は政府与党にある。実際問題、我々が口座番号も含めて明らかにした場合、国政調査権を行使してまでそれを明らかにするかどうか分からない。明らかにされないまま我々にだけ情報を出せと言って握りつぶされたら我々はカードがなくなる。我々は野党で、時の政権に権力を持っていない。だからこそ元帳についての国政調査権を明らかにしてもらえば、証拠を出すと言っている。それを出さずして我々が非難されることはない。

2006/02/21(火) 藤岡琢也「渡鬼」降板…代役起用へ
俳優・藤岡琢也(75)が肺炎のため、4月6日スタートのTBS・MBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(木曜、後9・00)の第8シリーズを降板することが21日、分かった。同ドラマの石井ふく子プロデューサーから発表された。藤岡は同ドラマでは15年間にわたって5姉妹の父・岡倉大吉を演じてきた。ドラマ史上初の代役を立てシリーズをスタートさせる。
 藤岡が都内の病院で倒れたのは14日。持病の糖尿病のため、昨年3月から週3回の人工透析を受けていたが、この日は病院で体の不調を訴え、そのまま入院。熱が急激に上がるなどしたため、検査したところ肺炎と診断された。18日の時点で医師からは「いつ復帰できるとは言えない」と告げられ、20日になって正式にドクターストップがかかった。
 意識もあり、命に別条はないものの、心配なのは藤岡が若いときに結核で左肺を摘出していること。現在も熱が上がったり下がったりする状態が続いており、透析を続けながら無菌室で点滴を受けている。右肺が完治するまで療養することになるという。
 すでに脚本は藤岡の出演を前提に第14話まで完成しているが、制作サイドでは「一番大事なのは藤岡さんの生命」と俳優の交代を決断。今後約1週間で代役を決め、3月中旬から新しい俳優で「岡倉」の場面の撮影に入る。
 石井プロデューサーは「2月にお会いした時も『脚本いただきました。頑張ります』と言ってらした。本当に辛い」と番組開始以来初の役者交代に苦渋の表情。泉ピン子ら他の出演者も「お父さんに元気になってほしい」と回復を祈っているという。藤岡には降板は知らせておらず、病状が落ち着いてから医師が告げる予定となっている。


■代役は宇津井健さんが有力

代役については、宇津井健(74)が有力だが、「あと10日間くらいで決めたい」(石井氏)といい、藤岡が復帰しても、大吉役は新キャストがそのまま引き継ぐことになりそう。

 「渡鬼」は1990年に放送が開始。99年2月に、大吉の妻役だった山岡久乃さんが死去した時には、ドラマでも旅先で急死した設定に変えたが、役者の途中交代は初めてとなる。

2006/02/20(月) 山手線・外回り レール沈下し運転見合わせ 走行中横揺れ
20日午前7時ごろ、東京都港区東新橋のJR山手線外回りの新橋−浜松町駅間で、走行中の列車の運転士が、通常時とは異なる大きな横揺れを感じた。後続の13本が速度を落として走行を続けたが、同様の揺れがあったため、同7時55分から同線外回りの運転を一時全面的に見合わせた。
 復旧作業と路線点検などをし、約3時間後の同10時45分ごろ復旧したが、16本が運休、通勤途中の会社員ら約11万2000人が影響を受けた。乗客が並行して走る埼京線や京浜東北線に回り、東京駅の同線ホームは一時混雑した。両線にも最大30分の遅れが出た。
 JR東日本の係員が確認したところ、揺れがあった部分の両側のレールが約15メートルにわたり最大2センチ程度沈下していた。このためレールの下に砕石を詰めるなどした。同社によると、現場は盛り土上で、その下の地中にトンネルを新設する工事を20日早朝まで実施していた。この工事が何らかの影響を及ぼしたとみて詳しく調べている。 JR東京駅の山手線外回りホームでは、運休を知らず車内で出発を待つ乗客の姿もあった。構内放送などで運休を知り、慌てて向かい側の京浜東北線の車両に乗り込む人もいた。
 東京駅で乗り換え、有楽町駅に向かう途中だった千葉県習志野市の無職、穴山孝さん(63)は「止まっていることに気づかなかった。もっと案内を分かりやすくしてほしい」。
 秋田市から上京してきた主婦(49)は東急東横線に乗るために渋谷に向かう途中で、都内の路線図を見つめ続けた。「東京へ着いたら山手線が止まっていて困りました。東京に来る時は山手線しか乗らないので、どうやって渋谷に行けばいいか分かりません」と困惑した表情を浮かべた。
 ◇大学入試も直撃
 山手線の不通は大学入試にも影響した。20日は早稲田大政治経済学部、慶応大環境情報学部など都内の大学で入試があり、各大学は遅れてきた受験生を別室受験させるなどして対応した。

2006/02/19(日) 熊田曜子、ナイナイ岡村とエッチは「してません」
お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(35)の自宅から朝帰りする現場を写真週刊誌に報じられたアイドル、熊田曜子(23)が19日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。和田アキ子(55)から「岡村とエッチしたの?」と詰め寄られ、「はっきり言います。してません」と完全否定。手も握っていないという。

 和田から「しゃべらない岡村と朝までよく会話がもったな」と尋ねられると、熊田は「声が小さくて、何をしゃべっているのか分からないことがあった。唯一、一生懸命しゃべってくれたのがジャッキー・チェンの話題でした」と明かした。

 騒動以来連絡も取っていないそうで、和田は「私が仲介してあげるから、一緒にご飯を食べに行こう」とキューピッド役を買って出ていた。

2月絵日記の続き


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